クロエ・ベンジャミンの作品一覧

「クロエ・ベンジャミン」の「不滅の子どもたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 不滅の子どもたち
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    マンハッタンに住むゴールド家のきょうだいは、幼いころ、近所で評判の占い師に会いにいき、自分が死ぬ日を告げられる。しっかり者のヴァーヤが13歳、リーダー的存在のダニエルが11歳、好奇心旺盛なクララが9歳、末っ子サイモンが7歳の夏のことだ。その後4人は生物学者、軍医、マジシャン、ダンサーと、それぞれの道に。これは、予言された「あの日」に繋がる道なのか。刊行後直ちにニューヨークタイムズ紙のベストセラー入りを果たし、ワシントンポスト紙で「注目の一冊」に、その他いくつものメディアで年間ベストブックに選ばれ、世界33か国で出版された話題の書。
  • 不滅の子どもたち

    Posted by ブクログ

    死を意識しながらどう生きていくのか。近代アメリカの通ってきた事件や社会問題が、それぞれの兄弟の選ぶ生き方に見事に織り込まれていて素晴らしかった。

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    2021年09月28日
  • 不滅の子どもたち

    Posted by ブクログ

    自分の死ぬ日を告げられた幼い四人のきょうだい。80年代からの時代を背景に一人づつ語られる人生。其々の深い愛情のつながりはつらいけれど伝わってくる。心にせまってくる物語。

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    2021年06月22日
  • 不滅の子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    13歳ヴァーヤ、11歳ダニエル、9歳クララ、7歳サイモンのきょうだいは、ロマの占い師に告げられた死ぬ日に向かって引き寄せられていく。
    その影響の受け方は様々だ。
    ロマの女を憎みながらも人生の後押しをしてくれたと感じるもの、がむしゃらに限られた人生を生きようとするもの、完全に否定しながらもその日に自ら向かってしまうもの、恐怖によって延命の研究に道を進むもの。

    これは家族の物語、深い愛と心配と苛立ちと複雑な感情が絡み合ったきょうだいの物語だ。
    きょうだいの物語としても読みごたえがあった。

    言葉のもつ力を感じる。
    ロマの女は言葉を使って彼らの人生を誘導したのか、彼らは操作されたのか、または自ら意

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    2021年06月20日
  • 不滅の子どもたち

    Posted by ブクログ

    自分の死ぬ日を告げられた4人の姉弟のお話。
    サイモンはダンサー、クララはマジシャン、ダニエルは医者、ヴァーヤは科学者。
    章ごとに彼らの人生の数年が語られる。
    人生を楽しんでパッと消えるのがいいのか、全ての楽しみを捨ててそれでも長生きした方がいいのか。
    最後に残ったヴァーヤが昔揃っていた家族の事を思い出すところがめっちゃ泣けました。

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    2022年06月29日
  • 不滅の子どもたち

    Posted by ブクログ

    これは(自分の中で)半年に一辺位に良かった。ある兄弟がそれぞれ章を担当し、死んでしまう。実は皆が小さい頃にロマの占いに行き、不吉な予言をされてしまう。でもあれかな、実際の所、死というものは、必要以上思った以上に美化されてしまうね。しょうがないね、残された人々は残りの人生遂行しなきゃならないし、区切りを付ける、それがどうしても美化になってしまうのだね。ここ近年、AI社会に移行する世の中に対する、生きてる人間の反乱的な思いが濃厚になってきているように感じるのだが。人は繋がって生きてて、誰かの存在が生きる糧に。

    0
    2021年10月20日

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