難波優輝の作品一覧
「難波優輝」の「SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「難波優輝」の「SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
近年、(主に米国の)先端産業の経営者がSF作品のファンであることにも起因して、SFというジャンルが注目されているようだ。
そこで、SFを積極的に経営に活かしていこう、というムーブメントが生まれ、これがSFプロトタイピングとして市民権を得たものであろうと思う。
「ドラえもん」、星新一から始まり、フランク・ハーバート、アイザック・アシモフ、神林長平、ウィリアム・ギブスン、士郎正宗、ダン・シモンズ、伊藤計劃などを濫読してきた身としては喜ばしいことだ。
実は私が1990年代に所属していたSFコミュニティでは、「SFの終わり」が語られていた。
もはや現実がSFに追いついたというのである。
もちろん、現実
Posted by ブクログ
現在からの延長で未来を考える「フォアキャスティング」手法が一般的であるのに対して、本書で紹介されているSFプロトタイピングと呼ばれる手法は、未来を「バックキャスティング」で考えます。そこではロジックよりも想像力、創造力が求められることになります。たとえば「いまから100年後には機械を通じて動物と人間がコミュニケーションしている」と想定します。そして、ではそのような世の中になるためには50年後にはどのくらいのことができているだろうか、どんな議論を皆が重ねてどんな技術が開発されているのだろうかと想像するような手法ということになります。
本書ではビジネスへの適用についても述べられていますが、特に大
Posted by ブクログ
「SFプロトタイピング」という新しい概念を知って、
何冊か本を買ってみました。これはその1冊目。
SFプロトタイピングが何?ということに対して、
自分なりに明確に定義付けができていないのですが、
この本を通じて何となくやろうとしていることを理解することはできます。
まだまだ出来上がったばかりの概念なので、
やり方・手法は厳密に定義されていない様子です。
ゆえに、読者側もこの本を読んでも、少しふわふわした感じで終わるかもしれません。
本の構成は、6割くらいがSFプロトタイピングを実践されている方の対談で構成されているのですが、
若干自分には無理やりSFプロトタイピングのカテゴリーに収めている