小野圭司の作品一覧
「小野圭司」の「戦争と経済 舞台裏から読み解く戦いの歴史」「日本 戦争経済史 戦費、通貨金融政策、国際比較」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小野圭司」の「戦争と経済 舞台裏から読み解く戦いの歴史」「日本 戦争経済史 戦費、通貨金融政策、国際比較」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戦争の原因となった経済から、結果である経済、平坦から銀行の関わりから、経済思想政策、銀行と関わるあらゆる経済に筆を致す感じ。
読んでみればそうだよなあって感じで、別段、読み解くほどでもない気がしたが、こういう観点の本がなかったということかな。
社会福祉も、戦争のためだった。なるほど。
普通に読みやすくていい本だと思うが、マルクス経済を「多少なりとも」評価するのを初めて読んだと思ったら、京都大学経済学部かあ。
でも、改めて、その頃の「資本主義」がガチに搾取構造だったという視点は必要なのだろう。
もっとも、だからと言ってそこから生まれた何百万人も人を虐殺するような理論が正しいわけではないと。
Posted by ブクログ
日本の戦時経済財政を戊辰から第二次大戦まで俯瞰し他国と比較した書。
なかなかの歯応えだがボクにとって新しい知見も多く良書認定。
信用ゼロの新政府にあって戊辰戦争の戦費を不換紙幣発行で確保した由利公正の天才と剛腕は驚きでした。
大規模戦争後は基本デフレというのも新しい認識。
ドイツのハイパーインフレや日本の戦後が特殊例らしい。
戦時の生産拡大の後では物余り=デフレが基本って事と理解。
つまりコロナ禍後は生産力の毀損は無い訳で、貨幣価値の維持に心配無い先進国はデフレ不況に突入となりインフレ懸念の世評とはズレがある的な。
答えは数年後のお楽しみ♪