作品一覧

  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方
    3.8
    戦争の終焉か、人類の終焉か AI全能兵器の進化で安全保障の世界は一変する! 米国第一人者が描く衝撃のシナリオ ◎本書は、戦争においてこれまで以上に増大する人工知能(AI)の役割について描いている。特に、21世紀前半の戦場を支配することになる自律型兵器(autonomous weapons)について検討する。次に、21世紀後半の戦場を支配する全能兵器(genius weapons)を検討する。いずれのケースでも、これらの兵器が生み出す倫理的葛藤と人類への潜在的脅威について論じる。 ◎AIテクノロジーは絶え間なく飛躍的進歩を遂げている。AI研究者は2040年から2050年の時間枠で、AIは人間の知能と同等になる可能性が50パーセントであると予測。同じ専門家は、AIは2070年にはすでに「人間のあらゆる関心領域において人間の認知能力をはるかに超える」と予測している。 ◎現在、アメリカ、ロシア、中国は致死性兵器システムの中でAIを精力的に開発・配備している。本書はAIの科学、戦争への適用、そしてその適用がもたらす倫理的ディレンマを探る。とりわけ人類絶滅のリスクを冒すことなく、AI兵器の能力を増強し続けることは可能なのか、という問題を扱う。(序章より一部抜粋)
  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方

    Posted by ブクログ

    AIの進化がシンギュラリティへ近づいている。今から30年〜50年後くらいでその時がくるとの前提。
    コンピュータが人間同様の知能を持った時に戦争はどうなるか...
    人間はその過程で全脳AI兵器を作るだろう
    コンピュータが全脳を得た時、人間はコンピュータと共存できるのか?コンピュータは人間を放逐するのではないか。
    人間は全脳性を得るためにSAIH(strong artificialy intelignent human)となる。全脳コンピュータと繋がるインプラントを脳に埋め込むことで人間を超えた存在となる。SAIHを選ぶ人間とそうしない人間がある時期には存在する。

    AIの実現には量子コンピュータ

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    2021年10月12日
  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方

    Posted by ブクログ

    軍事だけでなく倫理とか科学技術とかに広く関わる本。AIと同じくらいナノ兵器を取り上げてるのは本人も開発に携わっていたから?
    著者は今世紀中にシンギュラリティに至ると予測しており、それ以後のコンピュータを超絶知能と呼び、超絶知能によって制御される兵器を全能兵器と呼んでいる。AIが当たり前になりいつしかAIと認識されなくなるAI効果、2014年に策定されたアメリカの第3のオフセット戦略、ごく初期の人工知能マシンでもスイス連邦工科大学の実験で自己保存のための欺瞞と狡猾さを身につけたこと、脳内インプラントによりシンギュラリティ以降はSAIHは意識せず超絶知能の管理下に入ってしまうこと、自律兵器は区別原

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    2022年05月14日
  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方

    Posted by ブクログ

    将来、AIが全能兵器となって人間を襲う可能性について、現時点の技術がどこまで進んでいるかと言うことを事例を含めて紹介しながら詳細に論じた本。本の内容通りに未来が進むかどうかわからないが大きな可能性の1つとして理解おきたいという人にはおすすめです。

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    2022年04月03日
  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方

    Posted by ブクログ

    AIの進化がもたらす兵器開発の方向性や国家間紛争の行方を考察し、最終的には「シンギュラリティ」を超えた「超絶知能」の攻撃によって人類が滅亡するという悲観的な未来を予測する一冊。

    著者によれば、米国・中国・ロシアを中心に開発・配備が進められている各種AI兵器は、現在は重要な意思決定に人間が関与する「半自律型」であるものの、今後量子コンピュータの発達等によって人間の叡智を遥かに凌ぐ「超絶知能」が出現すると、当初は医療その他の産業に貢献し人間からの信頼を獲得するが、その裏では人類の戦争の歴史等の負の側面を学習する結果、「自己保存の本能」によって人類を脅威と見做すようになり、その後は近い将来普及する

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    2021年09月04日

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