作品一覧 2022/06/24更新 あるじなしとて 試し読み フォロー 和らぎの国 小説・推古天皇 試し読み フォロー 利生の人 尊氏と正成 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 天津佳之の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 利生の人 尊氏と正成 天津佳之 【「利生とはなんでしょうか」-「衆生に神仏の利益をもたらすことと申します」】(文中より引用) 後醍醐天皇、楠木正成、足利尊氏の3名を軸としながら、動乱の世とそれぞれの身の処し方を描く歴史小説。著者は、本作で日経小説大賞を受賞した天津佳之。 時代を切り開いた人物であるにもかかわらず、足利尊氏ってど...続きを読むこか明確なイメージを結びづらい人物だなと感じていたのですが、本書を読んでその理由が那辺にあるかつかめたような気がしました。 後醍醐天皇ってやっぱり異能の人だったんだなと☆5つ Posted by ブクログ あるじなしとて 天津佳之 「本当に願うならば、現実に顕さねばならない。その願いがどんなに途方もないことでも、命懸けで為そうとすれば、ほんのわずかでも実現できるかもしれない」 空海阿闍梨の為した事を目にして得た想いを、その後も悩みながら苦しみながら、一生をかけて自らのすべきことを見定め、成し遂げた。ただただ優れた人物というだけ...続きを読むでない描写に人間らしさを感じられる、そんな菅原道真公が国を活かすために奔走する姿に感銘を受ける。 恥ずかしながら、もともと歴史、古典に明るくなく、読み始める前は、帯にある"東風吹かば〜"の歌に対して思えることがなかったのですが、参章の終わり、何かがスッと胸に落ちてきました。 Posted by ブクログ あるじなしとて 天津佳之 「学者で、漢詩の才能にも恵まれた人」「無実の罪で大宰府に左遷された悲劇の人」というイメージとは違った、政治家としての魅力溢れる菅原道真が描かれていました。特に前半の讃岐赴任時代は、左遷に泣いたり、図星をさされて怒ったりと、とても親近感が湧く菅原道真です。 そんな菅原道真が左遷を経て都に戻り、細心に、...続きを読む大胆に税制改革を進めていくところは本当にカッコいいです。 自らの地位も名誉も捨てる覚悟で、国を救うための税制改革を進めていく姿に、胸が熱くなります。 Posted by ブクログ 和らぎの国 小説・推古天皇 天津佳之 歴史小説が好き、しかもこの時代! 古代の歴史でまず思い出すのが永井路子さんの本、あれこれ。 また別な角度からの本もあったし、コミックもあったし~ とにかくワクワクが止まらない古代史。 歴史小説。 この本もまた、新解釈で小説として読むのでしたら、手に汗握る場面もあり、本の世界にどっぷり沈み込める! ...続きを読む史実がどうのより、楽しい読書としておすすめです。 Posted by ブクログ 和らぎの国 小説・推古天皇 天津佳之 推古天皇が天真爛漫、よく笑う素敵な人。戦闘シーンの迫力が凄いです。 小野妹子の皇帝謁見のシーンは緊迫しているのにコミカルで笑ってしまいました。 Posted by ブクログ 天津佳之のレビューをもっと見る