アスリートの著書などは奥付などを見ますと、だいたい「構成」という方が大まかな見取り図を作っていらっしゃいますが、この本では構成はなく「編集」という方がいらっしゃいました。横川さんに元々文才があるかどうかは存じ上げないので何ともいえないところです。
本人はご自身は特別でないと言いますが、やはり特別で
...続きを読むす。
仕事を辞めてまでというのは、凡人にはできないのでやはり特別かと・・・。
努力できるのですから、横川さんには才能があります。
努力も才能のうちです。
持って生まれた自分の良さに気づくことと、それを磨く努力をすること。
非常にまっとうで、これ自体は誰にも当てはまることだと思うので、すごくいいことを言ってくれていると思います。
一方で、ボディビルやフィットネスというのは、はやり誰にでもできるものではないということも残念ながら明確に示してくれているような気がします。
自分の個人的感覚では、本業トレーナーでもないともうおいそれと選手にはなれないような気がします。
フィットネス業界に限ったことではありませんが、どの業界も、なんとなくお金を出し続けてくれる人(フィットネス業界なら、結果が出ずにずっとジムに会費を払い続けてくれる人)がいればそこそこ成り立ちます。
そういう意味では愛好者が増えることは、業界には大切そうです。
自分は横川さんの倍以上生きていて、地味な(失礼)昭和のフィットネス界が好きだったので、横川さんが目指すキラキラしたフィットネス業界が日本に到来したら、そのときは誰に知られることもなく、ひそかにダンベルを置きたいと思います(笑)。