天皇制も戸籍も、「日本人」という共同幻想のもと、補完し合う制度なのだな、と。何故戸籍はあるのか。何故天皇制は続いているのか。連綿と続く幻想が、「日本人」を支えてもいるけれど、縛ってもいる。
皇居を本籍にしている人たちがいるってこと自体が、戸籍の意味を曖昧にしているよね。住民登録の方が、行政サービスや
...続きを読む生活の実態に即しているけれど、「家」という意識が戸籍を存続させているのだろう。
そしてその「戸籍」の外にいるからこそ、天皇家は私たちとは違う場所にい続けることになる。それを今回の騒動や皇位継承問題であらためて考えることになったのじゃないかな。
他の国々の、戸籍に類する制度がどうなっているか、もう少しだけ、詳しく知れたらよかったけれど、そこはテーマから少し外れるから自分で調べましょうってことかも。