宇宙飛行士 野口聡一さんによるご自身の体験したお話しと生きるためのヒント
幼いころから”宇宙へ行く”という夢を叶えた後に、燃え尽き症候群となり10年間苦しんだとのこと。タイトルを目にして、宇宙へ行った方が一番つらかったときの話とは、宇宙空間での話だろうかそれとも数々の訓練や勉強や努力した事だろうか
...続きを読むと捉えましたが、内容は宇宙から帰還した後の日常のお話しでした。
「宇宙へ行った人は凄いんだ」と言う周囲からの扱われ方。宇宙へ行った選ばれし者として扱われても一人の人間と変わらないのだが、狭き門なだけに特別な扱いや目線を送ってしまう。ご自身は大きな夢を達成した後に、燃え尽き症候群になってしまったようです。回復するまでに、ご自身の気持ちと向き合った長期間の体験や、自分が本当に望んでいる事はなにか、
「どう生きれば幸せでいられるか」
「後悔のない人生を送る為に必要なこと」など
野口さんからのメッセージが沢山綴られています。
以下、気になったポイント
・他者の価値観を軸にアイデンティティを築き、他者と比較、他者から与えられた目標を追いかけているうちは幸せにはなれない
・期待、違和感、プレッシャー
・社会的価値があるか自分で考え判断する
・怖さをしっかりと眺める
・退屈で面倒な単純作業を修行の様に繰り返すこと
・生きづらさを丁寧に言語化すること
宇宙へ行った時に感じられた、お話しがリアルに伝わってきて
宇宙空間という世界に息を飲みました。
実際の宇宙はどのようなところだろう?
体験した人にしかわからない。