スクライビングを実践する上で、抽象度と五感への依存が高い部分を言語化した一冊。実践と理論の行き来の中で繰り返し読んで血肉にしたい。
U理論の併読がWantか。
備忘録
・スクライビングは本質的には参加型のソーシャルアート
・内面と外面に同時に注意を向け、複数の情報を処理する
・5つの領域:在る
...続きを読む、融合する、捉える、知る、描く
・3つの枠組み:ダイアモンド・氷山・プレゼンシング
・カンターの4つの行動モデル:動かす、後に続く、反対する、俯瞰する
・氷山モデル:出来事、行動パターン、構造、メンタルモデル、ビジョン
・プレゼンシング: 出現し明らかになりつつある現実に呼び起こされる行動を今この瞬間にとること
・在り方をケアする=殻と実の両方をケアすること。鎧がはがれると中の実が自由になり、単純に在るよういざなわれる。
・スケッチに言葉を添える形でのジャーナリングに1年間打ち込む。模倣に学び、統合で進歩し、自らの源に触れることで熟達する。オーセンティックな自己であれ。
・壁の前に立った時描かれたがっているものは何かイメージする。イメージできない時は描かない。まずはより深く聴く。
・クライアントとは直接話す。組織文化を事前に掴み、自分の価値観と通じるものがある相手としか組まない。どんな仕事も何が目的で何が求められているかを事前に理解してから受ける。現場入りの前に会場環境と配置を知っておく。お互いを尊重できる関係でなければ仕事を受けない。