表面的にはいわば文化祭編とも言うべきお話なのだけどその実、由美子が声優であることの意味を見つめ直すお話かな。
作品クールの切り替えで声優としての仕事が途切れた由美子に受験勉強のこともあり加賀崎マネージャーからオーディションを控えるようにお達しが下る。
初めて仕事を気にせず高校生活に没頭する由美子。
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文化祭の準備も重なって普通の高校生活がすごく楽しい。
そこには声優の苦しさも嫉妬も焦りもなくて、このまま声優でない生活の選択肢もあることを彼女は知るのだ。
自分にとって声優とは? 大学に行くこととは?
そんな悩みに充実の文化祭を終えた彼女は、答えを出すことになる。
ラストのその一言はわかっていても胸が熱くなる。
そう言えば、がっつり一巻使って由美子を描くのは久々な気がする。
決意を新たにした彼女の活躍を早くみたい。