作品一覧 2024/03/15更新 児童精神科医は子どもの味方か 試し読み フォロー 精神医療ビジネスの闇 発達障害バブル、製薬マネー、人権侵害の歴史 試し読み フォロー 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う 試し読み フォロー ブラック精神医療 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 米田倫康の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ブラック精神医療 米田倫康 精神医療の問題について書かれているが、これを不安を煽るととってはいけないようだ。 この著者も指摘しているが本書を参考に精神医療とは何なのかを判断してほしい。 ①抗うつ薬が過剰に評価され、その一方で副作用も生んだこと。その裏には製薬会社のマーケティングもある。抗うつ薬によりうつ病の治療効果はあったとは...続きを読む言い難い。 ②精神疾患のある方が精神医療の治療で治るはずが、自殺に至ったケースにおいてその治療が適切だったかどうか、事後一切検証されていないという謎がある。 ③精神科デイケアのような精神医療従事者による囲い込みの手段として悪用されている問題 ④ゼプリオン注射に見られる多剤処方の安全性について 他にもいろいろあるが、かなり幅の広い問題を指摘している。 この著書は主に精神医療行政にポイントを当てているとみられる。 治療薬の問題に関しては、心の病「流行」と精神科治療薬の真実(福村出版) を参考にするとよい。 Posted by ブクログ ブラック精神医療 米田倫康 ■精神医療に関する8つの思い込み。 ①専門家である精神科医は正しい診断ができるはず ②受診すれば科学的で適切な治療を受けられるはず ③医師の指示どおり飲めば病気は治るはず ④国が承認した薬は安全に違いない ⑤人の心を取り扱う以上、人格の優れている人が精神科医になるに違いない ⑥行政機関や学界や医師会...続きを読むが医療機関の質をチェックしているはず ⑦過去の反省から、現在は十分に患者の人権が守られているはず ⑧精神的な問題は専門家である精神科医に任せないと解決できないはず ■特徴的な症状から病気を分類し、チェックリスト式に症状が一定数以上該当すればその分類に当てはめる(=診断を下す)手法を「操作的診断」という。 ■精神医療は診断基準そのものが客観的なものではなく、最終的な判断は医師の主観に頼らなくてはならないという特徴がある。 Posted by ブクログ 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う 米田倫康 「発達障害バブル」は「うつ病キャンペーン」と構造は同じ。 旧態依然とした精神科と製薬会社の癒着。 より幅広い年代を巻き込んでいる分、更に性質が悪い。 このバブルの後にどんな悲惨な未来が待っているのだろうか。 個人個人が危ない罠に陥らぬように気をつけねば。 同じ著者の「ブラック精神医療」でも結びに書か...続きを読むれていたが、個人個人がキチンと自分の頭で考えて、自分の人生の主権を他人に渡さぬ事が大事だと痛感した。 Posted by ブクログ ブラック精神医療 米田倫康 先に読んだ内海聡氏の本と比べてしまうが、似ている様だが少し違う。 内海氏のは精神医療そのものを否定し不要なものと切り捨てる。 米田氏のこれは精神医療そのものの否定ではなく、その在り方を問題視している。 また、内海氏のは主観的・感情的なのに対し、これはデータや引用を駆使して客観的な内容になっているよう...続きを読むに感じる。 信頼感、という意味ではこちらが上かな。 まとめの「自分の人生の主権は自分」みたいな文章が響いた。 通院する精神科の院長は独善的で支配的なので。 Posted by ブクログ 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う 米田倫康 発達障害やうつといったものは、自分が子どもの頃から巷で存在していて、誰も教えてくれなかったなと感じる。学校で教えてもらったものも、かなりフワフワしていたものだと感じる。 この書籍を読むと、なかなかシビアに歴史や制度のことが書いてある。何にせよ世の中ってそんなもんだろうよとは感じていたがやはりここでも...続きを読むそうか!という印象。 なかなか良い。じゃあその次、私のような子どもに関わる仕事をしているものは何をしたらいいのか。プライドをどのように持つべきか。考えさせられる。 Posted by ブクログ 米田倫康のレビューをもっと見る