サラ・クロッサンの作品一覧

「サラ・クロッサン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • タフィー
    父の暴力から逃げた少女と、認知症を患う老女。孤独なふたりの出逢い築かれる関係。
    散文詩の形で紡がれる物語は、少女アリソンの心をあらわにして痛みが直接伝わってくる。ここに居ていいんだよというメッセージに、強く胸を打たれる。
  • タフィー
    散文詩形式で書かれた小説は初めて読みました。
    主人公の心情が、まっすぐに心に刺さります。

    暴力をふるう父親から逃げ、行き場を失った少女と、独りで暮らす認知症の老女。
    こうした設定でありがちな心温まる交流ではなく、感動の結末が待っているわけではない。
    もっとリアルに、混乱しながらも力強く人生は続いて...続きを読む
  • タフィー
    設定の妙がある。
    父の暴力から逃げる娘。認知症の独居老人。

    一筋縄ではない。とくに娘。何をしていても不安しかないはずなのに、心が通う瞬間がある。彼女の心の健全さゆえだ。

    最後は物語を抱きしめたくなる。
  • タフィー
    「怖いのは、人間。/人間は傷つけることができるから/すでにぼろぼろになって/たったひとり/暗闇に/うずくまる少女のことを。」
  • タフィー

    最近若者向け小説で流行っている「散文詩形式」というそうで、見開き2ページの詩の形で綴られた小説。詩なので文章が少なくサクサク読めるが、飽きることなくすっと物語に惹き込まれていく。父親の暴力から逃げ出したアリソンは、自分を友人だと思い込んだ認知症の老婆の家へ住みつくことになる。父親との恐怖と愛情がが...続きを読む

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