馬部隆弘の作品一覧

「馬部隆弘」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 椿井文書―日本最大級の偽文書
    すべての京田辺市民は読むべき一冊。
    自分の街の歴史を知っておきたいと思うことはないだろうか。簡単にまとめてある冊子を手に取っても良い。官公庁発行のパンフレットに目を通すだけでもおもしろい。でもやはり、本格的に知りたければしっかり編纂された分厚いハードカバーの「市史」や「町史」で学びたい。ーーでは、そ...続きを読む
  • 椿井文書―日本最大級の偽文書
    山城・近江・大和・河内の古代・中世史研究にしばしば利用されてきた史料が、江戸時代の国学者椿井政隆の手になる偽書であることを示すと同時に、それが江戸時代から現代に至るまで広く市民権を得てきた実態やその思想的・心理的背景を読み解く。江戸時代の山の支配権をめぐる争論から、式内社の比定をめぐる村同士の争い、...続きを読む
  • 椿井文書―日本最大級の偽文書
    本書の見開きを飾る大伽藍を誇った寺院の色鮮やかな絵図や書状、家系図…数百点にも及ぶ偽文書「椿井文書」製作の意図と近代以降に地域社会と歴史学に与えた影響を詳らかに語る。
    本書で明かされる偽文書作成に駆使したテクニックの数々に唸り、文書が流布した背景にある近世地域社会の様々な事情が垣間見えてくるのも面白...続きを読む
  • 椿井文書―日本最大級の偽文書
    現在の京都府や滋賀県に点在する古文書が、じつは椿井政隆という1人の男によって後世に人為的に創作されていたという話で、たいへん興味深かった。しかもこれらの文書は多くの自治体史に引用され、その内容に基づき文化財指定がなされたり、町おこしに活用されたりしている例もあるという。わたしは神社・仏閣めぐりが好き...続きを読む
  • 椿井文書―日本最大級の偽文書
    歴史関係者必読であろう。史料の扱い方については本当に注意しなければいけないことがあらためてわかる。この件に関しては文書の膨大さから要注意であることがわかりそうだが、その地域の部分だけ見ているとわからないかもしれない。さらに史料というものはこれに限らずすべて書いた人のバイアスがかかっているものというこ...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!