作品一覧

  • プッチーニ トスカ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    プッチーニの代表作であり、オペラの名作中の名作である「トスカ」は、ファンにとって待望の刊行である。また、今回は日本のイタリア語の最高権威である坂本鉄男による翻訳、新たに書き下ろした「決定版」。
  • ヴェルディ 椿姫
    3.7
    1巻1,188円 (税込)
    ヴェルディ《椿姫》は、誰もが知る「乾杯の歌」で有名なイタリア・オペラの名作中の名作。日本のイタリア語研究最高権威による訳は、これまでの同曲の対訳では知ることのできなかった、イタリア語に精通した人にのみ可能な、細部にまで目の行き届いたもので、すべてのオペラ好きにも満足のいく内容となっている。この曲の対訳決定版。
  • ドニゼッティ 愛の妙薬
    -
    1巻1,408円 (税込)
    1800年代前半、ロッシーニ、ベッリーニらとほぼ同時代に活躍、イタリア・オペラ界を席巻したドニゼッティの代表作のひとつ。台本はヴェルディの作品にも多くを提供したフェリーチェ・ロマーニの手によるもの。物語は、好きになった女性に何とか自分へ興味を持ってもらうために「惚れ薬」(実はボルドー・ワイン)をだまされたとも知らずに譲り受けて飲み、さまざまな展開を経て思いが成就するというもの。冒頭に中欧中世の伝説『トリスタンとイゾルデ』の話が語られ、そういう薬があったらと主人公が期待するところから始まる。訳者は日本を代表するイタリア語研究者であり、オペラにも造詣が深い。翻訳本文の正確さ、徹底した詳細な註は、これまでの対訳本を一新する決定版ともいえる内容となっている。これまでどおり欧文と日本語翻訳文が同時に目に入るよう工夫されたレイアウトも大きな特徴である。

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  • ヴェルディ 椿姫

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    イタリア・オペラの代表格『椿姫』の対訳。
    デュマ・フィスの戯曲『La Dame aux camelias(椿の花をつけた淑女)』から《La traviata(道を踏み外した女)》となった理由、さらに基となった女性の生涯、原題のもとになった椿の花のエピソードの紹介。

    オペラから入ると、第1幕 第3景でのヴィオレッタは

    (Si toglie un fiore dal seno. / 胸から花を一輪取る。)
    Prendete questo fiore. この花をお受け取りください。

    とあるだけで、どうしてこれが椿だと分かるのか不明だったので、すっきり。

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    2020年11月25日
  • ヴェルディ 椿姫

    Posted by ブクログ

    本来のタイトルは椿姫ではなく道を踏みはずした女だったらしい。オペラではヴィオレッタが歌うほんの一部分の為通り過ぎてしまう人が多いとの事。
    モデルとなったマリーの半生を読み、はっとした。
    赤、白の花、娼館、劇場、戯曲というワードがレーエンデ国物語にも登場したような…
    多崎さんはもしかして戯曲も勉強されていたのかな

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    2024年02月03日
  • ヴェルディ 椿姫

    Posted by ブクログ

    オペラの台本は初めて読みました。こんなに短いのに上演時間は凄まじい。音楽の力はすごいな。「こんにちは」でもおそらく五分かけて言うんでしょう。お話はムーラン・ルージュのような、マノン・レスコーのような、なんちゃらなような。デュマ・フィスの体験談に近いのだという解説に興味を覚えました。ぜひ小説も読んでみたいのです。

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    2009年10月07日

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