作品一覧

  • 古田織部と徳川家康 慶長四年吉野の花見
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    1巻3,850円 (税込)
    徳川家康はなぜ、織部一人にとどまらず、織部一家、かれの血を引く男系一族の全ての子息や孫に至るまでを死なせてしまったのか。謎解きの旅は、多彩な織部人脈のキーパーソン細川幽斎から丁寧に解きほぐし、家康の悲願「和子入内」に行き着く。
  • 新考 織部伝四書
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    1巻1,980円 (税込)
    昭和の十年代に入って間もなく、二つの興味深い織部論が世に出た。桑田忠親の「古田織部」と加藤唐九郎の「古田織部正と瀬戸焼」である。それらはいずれも全集『茶道』の茶人編に載せられたものである。 また、その二書の発表の少し前の昭和八年には、奈良松屋源三郎久重編の『松屋筆記』が、松山吟松庵によって『茶道四祖伝書』の題名で翻刻された。その中に、「古織公伝書全」が含まれており、それによって古田織部の茶湯がより身近なものになっていた。 これら三書に加えて、この度(平成二十八年八月)新たに、これまで加藤唐九郎によって、「古田家譜」の名で、その一部だけが公表されていたに過ぎなかった豊後岡藩の古田家の文書の全容が、「古田家文書『本家系譜 甲 古田氏』から」というタイトルで、竹田市立歴史資料館研究報告書の特集記事として公表された。 これらの四書を、古田織部を知る上での必読書として捉え、それぞれの筆者や編者が独自に伝えようとしている事柄のいくつかに、新たに考察を加えようとするのが本書の意図するところである。(まえがきより)

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