ユーザーレビュー 記者失格 柳澤秀夫 よく分かる。私も同じだから 本の表題がなぜ記者失格なのか。興味を持ったが読んでみた。記者の持っている職業観・旺盛な自己表現欲・文筆者の様な創作欲が、NHKの所謂スタンダード・公共性を第1に重んじるという社内規範に合致できない自分に気付き、個性や表現の自由を誇張しても通用するかもしれない状態に憧れを持って記者行動してみたらこれこ...続きを読むれしかじかであったという自己記録を記述したものと理解した。 ケイサン 記者失格 柳澤秀夫 自身の仕事に振り返った作品。記者としてスタートした当時の思い、特に戦場記者としての思いには強いものを感じた。 自分が彼の歳になって自分の半生を振り返ったときに、このように主張できるものが何もない生き方をしてきたことに、後悔とこれからの生き方を考えさせられる作品であった。 Posted by ブクログ 柳澤秀夫のレビューをもっと見る