作品一覧
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4.7
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ポッドキャストの『となりの雑談』で、B&Bでトークイベントをやるということを知り、友達を誘ってチケットを買おうとしたら、会場のチケットはすでに売り切れになっていて(しかもマグカップが欲しかったのに、、、涙)、仕方なく配信チケット&書籍セットを購入。『闘いの庭』のほうは既に読んでいたので、本著のほうを選択。結果、この本を読めてよかったなと。
普段、となりの雑談で「雑談の人」という肩書きで紹介されている著者だが、その得体の知れない「雑談」についても知ることができ、改めて特異な人だなと認識。
内容は、とてもわかりやすい言葉と文章で丁寧に書かれていて、今まで考えたことのない分解の仕方や問題 -
Posted by ブクログ
Podcast のとなりの雑談を聴き始めて、さくちゃんの考え方が面白いなと思ったので読み始めた。
いつかみたあのセブンルールに出てたクッキー屋のさくちゃん!ルールの一つがご機嫌でいることと言っていたさくちゃん!
思わぬ所で色んな答え合わせ、これだから人生ってすてたもんじゃないよね。
読む人によっては自己啓発に感じる人もいると思うけど、自分で物事の解像度を高くして考えた言葉で文章にしているから、ステレオタイプに感じない感じが私にはすごく良かったな。
また読みたい。
以下気に入った箇所。
・人生はただの時間だから、死ぬまでの時間を何に使うか、誰といるかが全てだと思う。
・人のせいにするかわりに -
Posted by ブクログ
たまたまポッドキャストの「となりの雑談」で著者の桜林さんを知り、面白そうだったので読みました。
10〜30代くらいに、きっと多くの人が直面するであろう不安や不満、居心地の悪さや違和感、そんな言葉にできないモヤモヤとした感覚を上手く言語化して掬い上げてもらったなという感じがします。
読むと「この人はこのことについて、ずっと逃げたり誤魔化したりせずに考え続けてきたんだな」という思いの量をずっしりと感じますが、文章は軽快に進むので、読みやすさと読み応えを両立させた良書だと思います。
「人のせいにするかわりに、自分の決めたことに振り回されるほうがいい」
という一節が、個人的には心に残りました。