武谷なおみの作品一覧

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  • 古代ローマの饗宴
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。 永遠なる美食の大帝国で、人々は何をどう食べ、飲んでいたのか? 監察官カトー、武将アントニウス、詩人ホラティウス、『料理書』のアピキウス、解放奴隷、農夫……。当時のレシピも併録 キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。 私はなにを語るのでしょう? むろんそれは古代ローマの社会生活や習慣であり、ローマ人の時間の過ごし方や、楽しみ方といったものです。友達と会うこと、愛する人と睦まじく食事をすること、好物の料理を味わうこと。結局のところ、今日私たちがやっていることとそんなに違いはありません。宴会でなにがどのようにふるまわれたかも調査ずみです。また巻末では、いくつか古代ローマのレシピを紹介します。皆様方のお国には、おいしい魚と肉、ハチミツ、それに、ローマ人が好んで用いた品々がたくさんある。だから再現はきっと可能なはずです。――<「学術文庫版によせて」より抜粋> ※本書は1991年、平凡社より刊行された『古代ローマの饗宴』を元に改変をほどこしました。
  • 古代ローマの饗宴

    Posted by ブクログ

    古代ローマの食生活について、様々な文献から材料や調理法、献立、流行、宴会のスタイルを調べ、まとめた本。
    巻末にはレシピまで載ってますが、文庫本化で少し図版や解説が割愛されたようなので、マジで料理を作りたい方は単行本を読むと良いのかと。

    読みやすい本ではありますが、ある程度のローマ史の知識があった方がより楽しめる感はあります。私は高校の世界史のほぼ消えかけた記憶しかなかったので、ある程度妥協しながら読んでました。とは言え、昔の人の食習慣や、宴会のトンデモエピソードを読むのはそれだけでも楽しいものです。
    先入観としては、ローマ人は肉ばっか食べてたのかと思っていたのですが、スズキやヒメジ、牡蠣やウ

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    2016年03月28日

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