作品一覧

  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで
    3.6
    1巻990円 (税込)
    「失われた30年」とも呼ばれ、90年以降、低迷を続ける日本経済。この間、企業業績や私たちの暮らしはどう変化してきたか。豊富なデータにもとづき、30年間の景気の動きを追跡。その時々の政権によって実施された無用の諸「改革」が景気の腰を折り、日本経済の構造をどのように変質させていったのかを浮き彫りにする。

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  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで

    Posted by ブクログ

    バブルから現在に至るまでの景気変動について、概説的な事柄を知ることができました。
    非常に有益な読書体験になりました。

    結論の部分で、社会保障制度の拡充について著者の考えが述べられていましたが、ここだけに関しては素人考えでも「学者らしい理想主義的な提言だな」と思ってしまいました。

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    2022年12月23日
  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで

    Posted by ブクログ

    バブル崩壊以降の日本経済の停滞についての状況・原因・対応策等についての本を何冊か集中的に読んでおり、本書もその一環。
    これまで数冊読んだが、筆者によって、主張している内容がかなり異なる。
    本書の筆者は、明らかに旧民主党シンパである。鳩山さんから始まる民主党政権に同情的である。ということは、自民党政権に対しての評価が厳しいという立場である。

    日本経済の長期停滞については、「バブル崩壊以降」というのが一般的理解であるが、しかし、より細かく見ると、91-93年のバブル崩壊後の景気後退の後、93年11月から景気は回復している。長期停滞の本当の開始は、97年6月から。橋本内閣の、「構造改革」に端を発す

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    2022年08月03日
  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで

    Posted by ブクログ

    良書。
    失われた30年は政治の失敗。政府の言うことを鵜呑みにしてはいけない。確かに、客観的にみて、アベノミクスは失敗している。自民党は企業寄り。
    自民党批判、民主党養護の印象。民主党も惜しいことをやったと思える。
    自分の身は自分で守るしかない。

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    2020年02月22日
  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで

    Posted by ブクログ

    バブルからアベノミクスまでの日本の経済動向を詳細に論じた著書。日本の現代経済史について学ぶ上で助けになる著書ではあるが、民主党寄りの筆者の立場が色濃く出ており、やや露骨な橋本政権や小泉政権の構造改革批判・民主党政権下の政策擁護の論調である点に注意する必要がある。

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    2021年01月01日
  • 日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで

    Posted by ブクログ

    アベノミクスが賃金を抑制し続けて結果景気の低迷を招いていることは納得する。その上で賃金を上げられないとしている中小企業を統廃合していかなければならないという観点も必要であると思った。特にコロナ後の厳しさが増す状況の中ではますます賃金だけ上げるというわけにはいかないと思える。

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    2020年07月24日

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