作品一覧

  • クリーンミート 培養肉が世界を変える
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    クリーンミートとは――動物の細胞から人工培養でつくる食肉のこと。 成長ホルモン、農薬、大腸菌、食品添加物に汚染されておらず、一般の肉よりはるかに純粋な肉。培養技術で肉をつくれば、動物を飼育して殺すよりも、はるかに多くの資源を節減できるうえ、気候変動に与える影響もずっと少なくてすむ。そして、安全性も高い。2013年に世界初の培養ハンバーグがつくられ、その後もスタートアップが技術開発を進めている。 これはもはやSFではない。 シリコンバレー、ニューヨーク、オランダ、日本など世界の起業家たちがこのクレイジーな事業に大真面目に取り組み、先を見据えた投資家たちが資金を投入している。 フードテックの最前線に迫る! ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)序文で推薦! 「希望にあふれる魅力的な本書で、著者は『細胞農業』と呼ばれる食品・衣料品の新たな生産方法の可能性を生き生きと描き出している」 エリック・シュミット(グーグル元CEO)絶賛! 「クリーンミートの革命をリードする科学者、起業家、活動家について学ぶには、説得力があり、前向きな本書を読むといい」
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

    Posted by ブクログ

    畜産が環境に多大な負荷をかけていること、畜産が動物に苦痛を与えていること、畜産肉はどうしても不衛生であること等、もう少し社会に広く認知されたら良いのにと思う。コストの問題を早く解決して、社会に培養肉が広まってほしい。そのための研究にお金が集まってほしい。

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    2022年08月28日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

    Posted by ブクログ

    SDGsが叫ばれている中で、工業的畜産の現状による環境破壊等は今に響く内容で面白かった。
    今後は、培養肉等がこれまでの牛肉や牛乳、卵、鶏肉にとって変わる世界になることを期待したいと思う。

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    2021年08月31日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

    Posted by ブクログ

    この本を読んで衝撃を受けたこと:
    肉牛を育てるためには大量の水と牧草が必要なため、環境負荷が高い。

    この本を読んで実行すること:
    牛肉を食べるのは2週間に1回程度にする。

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    2021年02月16日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

    Posted by ブクログ

    自分の世界を広げてくれたという意味では、ここ1〜2年でもトップクラスに面白かった。

    動物の肉を食べるためには、
    ・家畜が機械のように、量産され虐待とも取れる扱いを受けなければならない
    ・そのために広大な土地が必要で、森林が伐採されている
    ・その家畜の排泄物などによる土壌、水質汚染や、温室効果ガスの増加も伴う
    ・大量の家畜のための大量飼料が必要で効率が悪い
    と言った多くの問題がある。

    そんなことほぼ考えたことなかったが、人口が増え続ける今、これらの問題は向き合わなければならない課題なんだと痛感した。
    そしてそれを解決しようと立ち上がっている人が増えてきていて、技術的にもかなり実現が近づいてい

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    2021年02月06日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

    Posted by ブクログ

    細胞を培養して畜産品を作るベンチャー企業たちのお話し、医療の世界ではすでに皮膚移植等に使われている技術を、食品や装飾用レザーに使うらしい。

    細胞を培養する際に使用する酵素は、遺伝子を操作する必要があるらしいのだが、実は今でもチーズの発酵に不可欠なレンネットという物質は、遺伝子操作により作られているそうだ。

    現在の酪農には問題点が多く、畜産動物が排出するし尿や二酸化炭素による環境汚染、飼料を大量に栽培するために森林を伐採している事、生産効率重視のための劣悪な飼育環境、そして何より人間の欲望のために、日々たくさんの動物が殺されているという事だ。

    食肉培養にはコスト削減や消費者心理など、まだま

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    2020年08月09日

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