作品一覧
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3.0熱気球に乗せてもらえることになったセオドシアは、人生初の空の冒険に心を躍らせていた。上空から見下ろすチャールストンの街並みはまさに絶景! ところが一機のドローンがある気球に狙いをさだめて近き、爆破して墜落させた。被害者の一人は、アメリカ史上初の国旗をまさにオークションにかけようとしていた矢先の出来事だった。歴史を生き抜いてきた旗は、聖遺物に匹敵するほどの価値を持つ。熱狂的なコレクターや骨董商、学者……気球墜落事件は、貴重な旗をめぐる熾烈な争奪戦の末の犯行? 事件の手がかりを追うかたわら、セオドシアはピンチヒッターとしてテレビに生出演したり、大規模なお茶会の準備をしたりとてんてこまい。そんな時に大手雑誌社からお店の評価をくだす秘密調査員が送りこまれることになり……!?
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-春が訪れ、スザンヌの結婚式まであと2カ月。仲間とカフェを営むスザンヌはその日も朝から忙しく働いたあと、婚約者で医師のサムに夜食を届けようと病院へ向かった。ところがそこで、黒くめの襲撃犯と鉢合わせしてしまった! とっさに熱々でスパイシーなチリコンカンの入った保温ボトルで反撃し、どうにか難を逃れたものの、犯人は忽然と姿を消した。同じ頃、町では病院薬局が狙われ、薬品が強奪される事件が相次いでいた。町の人々は今回もスザンヌが犯人を突き止めてくれるものと期待していたが、素人探偵の彼女の身を案じるサムとの関係には黄色信号が…。そんなとき、カフェの裏口に毎日一本のバラが届けられるように。 スザンヌへの贈り物? それとも事件と何か関係が……?
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ローラ・チャイルズの「お茶と探偵シリーズ」の第20弾!
熱気球のイベントでお茶のケータリングをしていたセオドシアとドレイトンは、幸運にも熱気球に乗せてもらえることに。
楽しい空の旅を楽しんでいたところ、隣の熱気球が爆発し墜落するという悲劇が起こります。
この事件の裏で、歴史的な価値の高い貴重な旗が被害者宅から盗まれるという事件も発生。
セオドシアとドレイトンは殺人事件と窃盗事件、2つの事件の謎を追っていきます。
シリーズが進むほどに、いいバディになっていくセオドシアとドレイトン。
セオドシアの単独行動は心配になりますが、ドレイトンと一緒に調査しているシーンはなんとなく安心して読め