本作の主演を務める第3師団は名古屋愛知の郷土師団!
支那派遣軍第11軍の主力(←断言だ!)として国府軍とゴリゴリの殴り合いの果てに中国西南深部にまで侵攻し重慶直撃を窺った名古屋鎮台起源のオリジナル6ぞ!
センターこそ熊本や仙台に譲っちゃうことが多かった地味メンだけど、本作で描かれる中国戦域では、伸び
...続きを読む伸びとセンターを担い実力を発揮してる♪
郷土部隊の大陸を縦横無尽に駆け巡り、躍動するロケーションの雄大に圧倒される思いで、
昭和の御代の我等が父祖の闘争は、
ユーラシア大陸と太平洋インド洋を股にかけ、地球の覇権を争い死闘する大戦争で、
列強同士の総力をあげた黙示録的な激突は、戦争の悲惨とは別にココロオドル冒険譚なのに、
令和の昨今に、小島の1つ2つで国土ガー戦略ガー固有ガーと叫んでエキサイトする我々の、
呆れるほどにスケールダウンなショボさに改めて絶望し、
祖国の退嬰と衰退を座視したボンクラな自分にも、
けっこう絶望したって話は、本書読破の副作用ってやつなので、
君とボクのここだけの秘密ね(-_-;)