攻めと受けは10年前に出会っていてお互い一目惚れしてたんですね。運命の番いでもあったみたい。
その時の受けは相手を女の子だと思っていたから再開した攻めに気が付かなかっただけで。
受けが西の砦に異動して治癒師として魔術師である攻めを支えたいという気持ちは最初から真っ直ぐで、やはり運命の番いだっ
...続きを読むたせいか惹かれていく受け。
攻めは一目見てわかったにもかかわらず素直になれなくて素っ気ない態度をとるけれど、一生懸命で献身的で初心な受けにいつまでも意地を張っていられず…。
独占欲と溺愛がどんどん強くなる攻めがいい。
自覚がなくちょっと鈍い受けは攻めの気持ちに気づかなくて不安に揺れますが、結局は両片想い。
両想いになってからの2人の相思相愛ぶりに大変満足できました。
ただし、王太子であるお兄さんやお兄さんの元番い、受けを虐待していたらしい元の課長や事務局長などの立場や思いが分かりづらく3度読み返してようやくちゃんと理解できた気がします。
その辺りサラッと読んでしまうと、疑問が疑問のまま終わってしまうかもしれません。