「なりたかった自分になるために、遅すぎるなんてことはない」
先日読んだ『夏の扉』がとてつもなく面白かったので、おかわりです
ここでハインラインではなく訳者の小尾芙佐さんの方をおかわりするってところがもうセンス!
ということでイギリス文学を代表する女流作家ジョージ・エリオットの名作『サイラス・マー
...続きを読むナー』です
エリオットの宗教観がどうのとか、彼女の結婚や人生がどうのとか、当時の女性の地位とか時代背景とか、あっしにゃ難しいことはさっぱり分かりませんよ
分かりゃーしませんよ
だけどね旦那
正しい心を持った人たちが幸せな結末を迎える
正しくない心を持った人も最後には改心する
それだけで十分じゃございませんか
それだけで十分人の心を震わせることが出来るんじゃございませんか
そしてこういう物語こそ残していかなきゃならないんじゃないですかね
南極の氷が全て溶けても残ってほしい物語でした(いや南極の氷も残ってほしいけども!)