カッサンドラ・フィリップスの作品一覧
「カッサンドラ・フィリップス」の「プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「カッサンドラ・フィリップス」の「プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
以前、海塾で東京湾の環境改善に少しだけ関わったことがあったので興味を持って読んでみた1冊。地球全体の中で、誰も住んでいない広大な海のど真ん中に、ごみの陸地ともいえる場所ができてしまっている。プラスチックの恩恵と一緒に引き連れてくる大問題、よく調べてあるし著者の行動力に刺激を受けながら読んだ1冊でもありました。自分の生活もスーパーやコンビニ、通販に頼っている部分が大きい。こんなに何も自分で作りだせない人間でもなんとか生活していけるようになったのはプラスチックのおかげだけれど、それに伴って生み出してしまった海洋汚染を次の世代に渡す前に解決してあげる方法はないものか、と考えるきっかけにはなりますた。
Posted by ブクログ
プラスチックって一見、有害でも無さそうで、ゴミになっても危害がなさそう・・・。なんて思ってる人には絶対読んでもらわなければ!!と思う本。
本当にヤバイ事になってるんですよ!
太平洋には大量のペットボトル、プラスチックでできたおもちゃやバケツ、魚網(魚を取るための網)や、それを張るための浮き、などなど。プラスチック製の使用済みゴミがベルト状になって山のように浮遊しているんです!世の中には海を家庭用のゴミ箱のようにしてポイポイ生活ゴミを捨ててる国もあって。そのゴミは浮遊ゴミとなってるだけじゃなく、粉々になって環境ホルモンやら有害な物質も含んでるし、海のゴミから生まれる毒もさらに含んで魚のエサとなる
Posted by ブクログ
今年(2018年)になって急に報道が増えた「プラ・ストロー廃止」報道。プラごみのことは昔から何度となく報道されるので「またか」と思ってたら、今年になって報道が止まらない。なぜだだろうと思ってまずは本書を読んでみた。
本書では20年ぐらい前からの著者たちの調査結果が含まれている。基本的に「海を汚すプラごみ反対!」という環境保護運動家的なところから始まっていますが、思っていたより著者は客観的で研究者に近い感じ。それでも、[プラごみ=悪]の立場なので偏った意見も多いが、プラスチックとは何なのか、20世紀初頭に人間が石油から人工的にプラスチックを作り出して世の中がどう変わっていったのか、という歴史も比