作品一覧

  • 阪急ブレーブス 勇者たちの記憶
    4.7
    パ・リーグを10度制し、日本一に3度輝いた名門球団は、1988年、身売りという最後を迎えた。常勝軍団といわれながら、打倒巨人に燃えた反骨の集団は、伝説の彼方へと消えた。盗塁王福本、エース山田をはじめ、個性派集団と言われたガッツの塊のような選手たち。彼らを支えた情熱溢れる球団関係者。勇者たちの語りであの黄金時代がよみがえる。  目次 プロローグ   第1章 世界の盗塁王 福本豊 第2章 球団マネジャー 浅井浄 第3章 マルカーノの「家族」 ダゴと満子 第4章 不屈の右腕 足立光宏  番外編① カワナベ理容院   第5章 応援団長 今坂喜好  番外編② 多田神社 第6章 代打の神様 高井保弘 第7章 スコアラー 金田義倫 第8章 応援のトランペット 松本誠次  番外編③ 久保田運動具店 第9章 いぶし銀のつなぎ役 大熊忠義  番外編④ 梶本憲史 第10章 ブレービー 島野修 第11章 不動の4番打者 長池徳二 第12章 花の管理部  番外編⑤ 喫茶店「ひさご」  第13章 真のエース 山田久志  あとがき  阪急ブレーブスを巡る歴史  阪急ブレーブス 日本シリーズの記録
  • 阪急ブレーブス 勇者たちの記憶

    Posted by ブクログ

    阪急ブレーブス。合併されて消えた球団。関係者、選手、多岐に渡る取材により蘇る常勝軍団、勇者たちの記憶。

    昭和42年から50年代の中頃まで、阪急ブレーブスはV 9巨人、西鉄ライオンズ、西武ライオンズと並ぶ常勝軍団だった。V9巨人とは5回対戦、いずれも敗れるが。昭和50年に初の日本一、そのまま3年連続の日本一。昭和53年はヤクルトスワローズににほんでシリーズで敗れる。
    昭和50年代の前半、近所に阪急ブレーブスの野球帽を被った子が多くいたのを覚えている。

    本書は実に多くの関係者、多くの分野に取材。福本、大熊、長池、足立、山田などの名選手はもちろんトレーナーやマネージャー、百貨店からの応援のブラバ

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    2020年01月20日
  • 阪急ブレーブス 勇者たちの記憶

    Posted by ブクログ

    野球やサッカーに贔屓のチームがあると、自分の歴史と贔屓チームの歴史が紐付けになっている人は多いと思う。

    僕は小3からタイガースファンで、パリーグではブレーブス。理由はサブマリン山田久志がいたから。昭和の野球少年は、一度はアンダースローに憧れた筈。小5の6月、一人でプロ野球観戦したのがブレーブス。その試合はルーキーの山口高志が豪速球でバッファローズを一蹴。…という具合に山口高志の豪速球デビューの1975年はブレーブスにとってリーグ4連覇の初年度で、僕は小5で、ひとり西宮球場で観戦した記憶がまざまざと蘇ってくる。

    ブレーブスのリーグ4連覇・3年連続日本一となった、その黄金期を支えた選手をはじめ

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    2019年10月13日
  • 阪急ブレーブス 勇者たちの記憶

    Posted by ブクログ

    オリックスブルーウェーブの前身、阪急ブレーブスに在籍した選手、裏方のスタッフの方が語る当時のエピソードなどを綴った1冊。福本豊氏、山田久志氏あたりは私もリアルタイムに活躍を目にした選手ですが、他に登場する選手は残念ながらあまり印象に残っていなかったです。阪急ブレーブスが最も強かった時代が1970年前後で、私自身がプロ野球を熱心に見始める少し前と言うタイミングのせいかもしれません。本書に登場する多くの方が故西本幸雄氏への恩義、球団への貢献の大きさを述べられていますが、私には西本氏は近鉄移籍後のバファローズの監督というイメージが強く残っています。
    しかし、最強ブレーブスを知らなくても、だみ声の応援

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    2022年01月27日

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