稗方和夫の作品一覧
「稗方和夫」の「システム思考がモノ・コトづくりを変える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「稗方和夫」の「システム思考がモノ・コトづくりを変える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「自社がユーザーに提供する価値」をどのように捉えるか、見える化するか、変更するか、管理するかーー。それは、驚異となる競合が現れた時、新型コロナのような環境変化が起きた時、破壊的イノベーションが起こった時、売上が下がっている時、新商品を開発する時、リニューアルする時、不定期に訪れるこれらの難問にはいつも頭を抱える。本書は、この難問に対峙する時の手法を提示する。「UXデザイン」を「システム思考」でどのようにアプローチするかについての解説されている。現在はテクノロジー、それもデジタル化やAIの活用まで視野に入れたUXデザインを志向したいのでそういった意味ではDX領域にも活用できる。
Posted by ブクログ
世間ではシステム開発プロジェクトの失敗が相変わらず多い。DXと名前を変えても同じで、官民ともにDXへの取り組みが増えて尚更、品質やコストの問題が取り上げられるようになってきた。ベンダー丸投げ、発注サイドのデジタルスキル不足、多重下請け構造など、いろいろ要因はあるかも知れないが、上流工程すなわちコンセプトや要求分析をしっかりすれば防げることが多い。
特にDXでは、社会やビジネスの変革イニシアチブのため、影響範囲が広く複雑になる。しかし人間の認知能力は限界があり、複雑な関係性の中で最適な解決策を見つけるのは苦手である。
本書では、複雑さを扱う手法として、システム思考とシステムダイナミクスを取り上げ
Posted by ブクログ
新人研修でも必ずといっていいほど触れられる
システム思考。
今回書籍で改めて学習しようと思い手に取った。
前半はシステム思考のあり方について、
後半はタイトルにもあるように実際にシステム思考を活用したモノづくり・コトづくりについて書かれている。
気になった箇所をメモしておく。
実際のビジネスでもいわゆるMECEは活用される。
ただ、MECEをした後にそこから最適な道筋を見つけるのが意外と大変。
検討事項が7つを超えるとどんな賢人でも適切な判断が下せないという記述には驚いた。
どんなにシステムが高度化しても、
そのシステムを適切にモデル化し、適切な判断が下せるように設計するのは人間自