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  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる
    3.6
    「とても挑発してくる本だ。時間の分散投資が持つ本当の良さを、 こんなに明快に描いた本も、こんなに実践的に示した本も、これが初めてだ。」 ――ロバート・シラー 「いまどきの若い人たちが金融危機から学ぶべき一番大事な投資の教訓はこれだ」 ――ティム・ハーフォード(フィナンシャル・タイムズ) さまざまな金融商品に投資してリスクを下げる「分散投資」の重要性はよく知られている。 本書は、もうひとつ「時間の分散投資」について、そのメリットと手法を解説したものだ。 具体的には、若いときにレバレッジを使えば、 リスクを減らしつつ生涯リターンを50%近く増やすことができる。 つまり、若いときにお金を借りて投資するのは賢明なやり方だ、 ということである。 これは、従来の長期投資の主張とはまったく異なるもので、 メディアに掲載された際には大きな議論を呼んだという。 この「ライフサイクル投資術」について、データを元に解説したのが本書である。 本書からは、以下のようなポイントについて学べる。 -あなた向きのエクスポージャーの大きさとレバレッジの水準 -あなたがもう30代、40代、あるいは50代ならどうすればいいか、 そしてお子さんやお孫さんを後押しするならどうすればいいか -過去138年でライフサイクル投資戦略がどんな結果になったか -ライフサイクル投資戦略を使ってはいけない場合とは ベストセラー『その数学が戦略を決める』のイアン・エアーズ、 ロングセラー『戦略的思考とは何か』のバリー・ネイルバフによる、 人生100年時代にこそ必要なお金の本である。
  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

    Posted by ブクログ

    時間の分散投資・若いうちからレバレッジをかけてといった方法をデータを用いて教えてくれる。
    そこでの注意点も書いてあり、実践的です。
    老後資産のためにこの本を参考に今から準備しようと思いました。

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    2024年05月05日
  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

    Posted by ブクログ

    若い人ほど読む価値のある情報。


    借金してマンション買うのと同様、
    株もお金を借り入れて若いうちに買え
    ただし、今ある借金は返してからだ。★


    今回はライフサイクル投資術の話ばかりだったが、
    本質的には分散投資、レバレッジで何も投資だけの話ではない気がしてきた。

    「将来お金が入ってくる見込み可能性が高いなら、」
    という前提ではあるが、レバレッジを効かせるためにリスクを取るのも悪くない選択。むしろ、投資においてはデータからもそちらのほうがいいとのこと。

    時間の分散投資でリスクを均すという投資術。

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    2020年01月12日
  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

    Posted by ブクログ

    2倍までのレバレッジ投資のパフォーマンスが良いと説明されています。
    従来の110-(年齢)=株式の比率、残りは債権の比率という投資方法よりも、
    若い時に、2倍のレバレッジをかけて投資をして、次第にレバレッジ の比率を下げて行った方が、パフォーマンスがよく、リスクが少ないというのが主な主張になります。

    本の大部分はこの内容の裏付けとなるような、資料の説明であったり、
    途中で挟まれるエピソードなど、2019年出版で今時の情報としては読みづらく、
    情報が希釈されて無駄が多いような感じになってしまっているようにも思えました。

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    2020年09月03日
  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

    Posted by ブクログ

    確かに金融資産が少ない時期にレバレッジする、というのは時間の最適化として有効なように思う。去年、このようなレバレッジを掛けた投資信託ができて紹介されてたような(確か訳者の所属する証券会社?)。
    ただこのフランクな語り口調の訳はホント読みにくかった。要点をポイントでさらうことにも適していない。タレブ本なでで有名な望月衛氏。あのタレブ本も読みにくかったが、どうも翻訳が自分には合わない。

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    2020年01月30日
  • ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

    Posted by ブクログ

    2019年118冊目。満足度★★★☆☆ 一般的に年齢が若い時は運用できるお金が少ないが、その時はレバレッジを2倍まで利かせて運用し、歳を取ったらレバレッジ投資をやめることを提唱。提案そのものは必ずしも否定しないが、翻訳の元となった本の出版が2010年とデータ・内容が古いこと、仕方ないけどアメリカの制度に基づいた記述になっているので星3つの評価とする。

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    2019年12月23日

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