デザイナーとは?そう聞かれると、グラフィックデザイナーや外観・外見をデザインする人というのが日本のイメージ。
この著者は、デザイン=問題解決と考えている。
この点は凄く腑に落ちる部分があったし、納得できるなと思えた。
この本で言われている、デザイン思考というのは"人"の抱えている問題やニーズを解き解
...続きを読む決する事。
つまり、問題を解決する方法を設計する為の考え方というのがデザイン思考という事になる。
デザイン思考の実践の仕方は5つの方法がある。
①共感
②定義
③アイデア
④プロトタイプ
⑤テスト
このプロセスを元に、設計実践していく。
この本の実践の仕方は組織や、仲間がいる人向けな実践方法かなと思った。
個人で実践完結はしないワークになっているのもポイントかなと。
ただ、個人で何かしらのヒントを実践したいと思う場合は読み手の状況によって変わる気がした。
このプロセスの中で1番大切な事は、共感するという事。この点は、日頃から思考的に実践できる要素が多いなと思った。
私の中で、日常に取り入れて実践したいと思ったことは…
・yes and=いいね!それから〜
・yes but=いいね!でも〜
相手の話を聞く際に、この2つの共感と言葉の繋ぎ方では会話の質に差が出るということ。
andだと話が生産性が生まれ活性化する。
butよほうだと、生産性もなく空気も悪くなり活性化しない。
聞き手にとっても、話し手にとってもこの言葉の発し方次第で新しく気付ける事や心地の良さも変わってくるという事。
これは、日頃から気をつけて日常的に取り入れて行きたいと凄く学び深く自分の中で反省した気付きが大きかった。
この本を読むと、ある程度の仕事のジャンル問わずに活用できて成功するカギが見えてくる内容な気がした。