チャールズ・C・マンの作品一覧

「チャールズ・C・マン」の「1493 入門世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 1493 入門世界史
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    世界史が、ぐっとおもしろくなる異色の歴史入門書!800ページ超の大著ながら、世界的ベストセラーとなった1493 世界を変えた大陸間の「交換」』(紀伊國屋書店刊)を、若い世代に向けて、わかりやすく、コンパクトに編みなおしたものです。1492年のコロンブスのアメリカ到達によって、世界はどう変わったのか?さまざまな思惑によって、人とモノが行き交い、世界がつながっていく様子を、ダイナミックにたどります。グローバル社会を生きる上で、知っておきたいことがたっぷりつまった1冊です。
  • 1493 入門世界史

    Posted by ブクログ

    今まで中国でトウモロコシ栽培、ヨーロッパでポテトやトマトの料理が盛んなことに少し違和感を持っていましたが、コロンブス交換の影響だったんですね。どの章も興味深い内容でした。こういう本が読みたかった!と感じる本でした。

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    2020年11月09日
  • 1493 入門世界史

    Posted by ブクログ

    コロンブスは最初に北米大陸に到達したヨーロッパ人ではなかったし、彼の植民は失敗して元乗員はどのように消えたかも不明なままだが大西洋を越えた〈コロンブス交換〉は第3五百年紀と第4をくっきりと分かつ。スペイン王家は原住民のキリスト教化を図って現地での略奪を禁止したが、ピサロの残虐行為よりも、独自の文明システムを壊滅させたのは伝染病とそれを媒介する蚊の増殖だった/ヨーロッパでたちまち流行したタバコの産地として利用された土地を荒廃し、そこに放牧が行われ、現住民人口は激減…代わってアフリカから黒人奴隷輸入、砂糖生産

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    2022年05月05日
  • 1493 入門世界史

    Posted by ブクログ

    副題「コロンブスからはじまるグローバル世界」・あっ、そういう視点なのかぁ・納得~コロンブスら一行が持ち込んだのは、ニューギニアのサトウキビ、中東の小麦、アフリカのバナナ・コーヒー、ウシ・ヒツジ・ウマ。ミミズ・ゴキブリ・蚊・蜜蜂・ネズミ、アフリカ原産のイネ科植物、甘くないバナナ(プランテン)。アフリカカイガラムシをアカカミアリだけは喜んだ結果、異常発生し、ベッドの脚を水盤に入れなければ眠れなかった。小氷期はインディアンが火入れをしなかったため、森林が広がり温室効果を持つ二酸化炭素が減ったためと考えられる。ヨーロッパでの喫煙ブームで北米でタバコ栽培が広がり、バラストとして積んだ砂にミミズが入り込ん

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    2018年10月20日
  • 1493 入門世界史

    Posted by ブクログ

    この本のタイトルに含まれる「1493」とは、西暦1493年のこと。
    なぜ、1493年かというと、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年以降の出来事を象徴的に表すため。

    コロンブスのアメリカ大陸発見(アメリカ大陸到達)を機に、様々な動植物や製品が、それまでにはない形で、分布するようになりました。
    その結果、環境も人々の生活も大きく様変わり。
    それらの是非はともかく、そういうことが起こったこと、そして今も続いていることを、正しく把握することが、この本の目的です。

    「グローバル化」は、多様性への対応といった文脈で語られることが多いように思いますが、実際は、地球の一様化に近い現象、

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    2017年12月21日

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