アーサー・R・クローバーの作品一覧 「アーサー・R・クローバー」の「チャイナ・エコノミー」「チャイナ・エコノミー第2版」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 チャイナ・エコノミー第2版 - ビジネス・経済 / 経済 1巻2,999円 (税込) 中国を正しく知り、考えることは難しい。それは中国国内に関する報道に制限があるから、というだけではなく、人口14億を超える大国が、わずか40年少しの間に劇的な経済成長を遂げ日本の3.5倍以上の規模に至ったことが極めて大きい。そして私たちにはにわかに信じがたいが、現在の体制は、多くの中国国民からも概ね高く支持されている。経済的に強く結びついた隣国で、超大国でもある中国のありよう、そして本質を理解することは、喫緊の課題である。 本書は、2018年に刊行された『チャイナ・エコノミー』の第2版である。同書は日経本紙における、中国経済研究の第一人者丸川知雄氏の書評、解説の吉崎達彦氏、そして多くの研究者、エコノミストたちからも、その読みやすい訳も含め大変な好評を得た。その記述がアップデートされるとともに、一層充実の内容となった新版である。 第1版と同様、工業やインフラ、金融、また消費者や環境問題、格差などさまざまな側面から、データを的確に評価しつつ小気味よくロジカルに記述する一方、有機的な総体としての中国経済を浮かび上がらせることに成功している。そして、政治や社会、人をめぐるさまざまなエピソードが効果的に盛り込まれることで、センセーショナルで、かつ、脅威として扱われがちな中国について、その裏の事情も踏まえて理解できるようになろう。 本版では、第1版にはなかった、中国という国についての性質をまとめた概説を冒頭に収録。さらに、その後激化した米中対立をめぐる基本的な構造を、広く、米国自身の問題にも触れながら公平な視点から議論する。今後の世界秩序を考える上でも欠かせない文献である。 試し読み フォロー チャイナ・エコノミー 4.5 ビジネス・経済 / 経済 1巻2,546円 (税込) オリジナル版刊行から起きた地政学的な変動も踏まえつつ日本への示唆をまとめた「日本語版へのあとがき」と、著名エコノミスト吉崎達彦氏の解説も収録! GDPで世界第2位となり、国際的なプレゼンスも強大となりつつある中国。GDPでアメリカを抜くという予測もなされている。 日本とは外交的な軋轢も多く、いわゆる「嫌中」的な本も売れる一方で、進出した工場や支社・子会社などの経営、また種々の工業製品・農産物の輸入は続き、さらにインバウンド観光や、越境ECに代表されるような消費財の輸出も注目されるようになってきており、密接な経済関係は今も維持され、新たな関心さえ呼んでいる。 本書は、解説の吉崎氏が、「中国経済を破綻なく総合的に描くことに成功」「これから中国経済と向き合わねばならないビジネスパーソンや学生たちが本書を入門書としてスタートできることを正直、羨ましく感じる」と語るように、さまざまな側面から中国経済について簡潔に歴史を振り返りながら、その現状と仕組みを、特段の専門知識を前提とせず、分かりやすく説き起こす。 翻訳書ながら読みやすい仕上がりで、また、日本語版のあとがきでは、オリジナル版刊行後の「一帯一路」やトランプ政権誕生などの地政学的な変動も踏まえ、日本への示唆をまとめている。 加えて、吉崎達彦氏による、日本の事情を踏まえたこの本の意義と読み方を指南する解説も収録。 断片的だったり偏った報道・出版が氾濫する中、中国経済・社会の全体像やメカニズムを正しく把握することがビジネスパーソン必須の教養となりつつある現在、最適の入門書! 2018年3月の日本語版刊行以降、さまざまなメディアで書評やおすすめとして紹介された、中国経済入門の定番! 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> アーサー・R・クローバーの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト ビジネス・経済 / 経済 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 中国という身近にあって、意外と知らない国の実情を書いた本。 情報はすこし古いが、中国という国を知る良書だと考える。 0 2022年12月21日 チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト ビジネス・経済 / 経済 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 「目から鱗」の中国本を久しぶりに読んだ。興奮する本である。 個別の経済政策のみではなく、国内政治をも視野に入れて包括的に考察する、なかなかできるものではない。 しかもデータを多用しつつも、一般の読者にも飽きさせずに全体像を提示できるとは感嘆の一言である。 まさに「楽観にも悲観にも与しない」凄い本であると思った。 0 2019年01月18日 チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト ビジネス・経済 / 経済 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 中国経済についての概説書。豊富な論点を丁寧に解説している。学問上の論文ではないため数式や凝った分析テクニックは使っていないが、基礎統計を丹念に調べており、中国経済の入門書としても良書。 0 2018年04月29日 チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト ビジネス・経済 / 経済 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ おそらく現時点で一番中立的で客観的でかよくまとまっている中国経済入門。 中国が一段高い経済を目指すには自らイノベーションを生み出す力が必要。 0 2019年10月29日 チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト ビジネス・経済 / 経済 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 中国の経済発展プロセスの全体像がわかる。おもしろくはないけどよかった。マクロ目線。この本を読むと、中国経済はそうそう簡単には壊れないなと思う。 香港在住欧州人の目線。中国で活動してるから中国批判は書きにくいというバイアスはあるかも。 0 2018年11月08日