作品一覧

  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法
    3.7
    大阪大学が擁する幅広い研究分野を魅力的に紹介し、学問の懐の深さと考える愉しみを伝える出版&新しいスタイルの教育プロジェクト「ショセキカ」。「ドーナツを穴だけ残して食べる方法とは?」という学生たちの素朴な問いに、文理を問わず多彩な研究分野の大阪大学教員たちが挑む。常識を疑い、当たり前を覆すのが学問の醍醐味。ドーナツの穴から広がる奥深い知の世界にふみこんだアカデミックでユニークな回答に乞うご期待。
  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法

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    いろんな分野の考えをいっぺんに吸い込めて、とても楽しかったです♪ 難解で理解の及ばない分野もありましたが、ドーナツという私にも易しい仲間のお陰でなんとか読み進めることができました。ドーナツ最高!

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    2024年01月21日
  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法

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    ドーナツを通して、様々な学問をつまみぐいする本。私は文系を専門としているけど、数学(幾何学)もおもしろいと思った。それくらい分かりやすく書かれており、それぞれの分野の入門書的要素も含む。

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    2015年10月16日
  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法

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    表紙には見るからに美味しそうなドーナツ。真ん中で穴が「I’m here」と言っている。そこにいるのは分かったが、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」とは何の事やらさっぱりわからない。
    この命題に果敢に挑戦した12人の識者は何れも大阪大学の教員で各分野の研究者だ。
    工学研究科の准教授は「切る」「削る」とは何か、から始め、旋盤、フライス盤、レーザーまで持ちだしての加工を考える。加工精度を上げるために樹脂を侵食させて固定化する?もうドーナツは食べられなくなっている。
    数学の准教授は「数学において論理的思考は自由である」と豪語し、「ドーナツの穴は、そこに指を入れていることで穴の存在を認識できる」と定義

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    2014年07月21日
  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法

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    「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という難問に、阪大の教授陣は各分野を生かしてどのように立ち向かうのか。
    「超ドーナツが超々ドーナツの本性を現し(数学)」とか、「私たち一人一人は小さな存在である。ドーナツのかなたに夕陽が沈み、ドーナツの地平から朝陽が昇ってくる(精神医学)」とか、ドーナツでとてつもなく壮大な話になっている感じが面白かった(しかもそれでその学問の深淵が分かった気なするのも面白い)。
    質問に答えていないようなものもあるし、ドーナツという単語は出ているけどドーナツ関係ないじゃんという話もあるけど、各分野の要約みたいな、そして身近に感じられるのが楽しい。
    コラムや、各章の題名の付け方

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    2016年09月29日
  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親友(朋友)から借りた、タイトルから惹きつけられる魅力的な本。恥ずかしながら、これがネット上で話題になった有名なコピペであることすら知らなかった。そして冒頭に解答のコピペが掲載されてるけど、これがまた上手いなと。ネット民の言語スキルすごいな。
    このタイトルを解決しよう、というより一つの命題について様々な学問に基づくアプローチをしたらどうなるか、という本。美学の章と数学の章が特に好みで、数学の章を執筆した教授の文章はわかりやすいし、興味深かった。4次元ね。対して、精神医学的人間論の章の文章のわかりづらさときたら。
    兎にも角にも、物事をミクロ的、マクロ的、そして多角的に考える大切さを学びましたとさ

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    2016年01月28日

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