作品一覧

  • 創元世界史ライブラリー フィッシュ・アンド・チップスの歴史 英国の食と移民
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    19世紀の英国に生まれ、20世紀前半には安くて栄養満点の日常食として労働者階級に広まったフィッシュ・アンド・チップス。その魚の衣揚げの起源はユダヤの食文化にあり、揚げた細切りのジャガイモは、フランスに由来すると考えられる。お店の経営者には移民が多く、その出身地はイタリア、キプロス、中国と多岐にわたっていた。ディケンズやドイルなど英国文学ファンにも味わい深い、移民と階級社会を映しこんだ本。図版多数。
  • よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語
    3.9
    1巻2,640円 (税込)
    70年代以降生まれの俳優、ミュージシャン、詩人、ジャーナリストなど、移民2世・3世の著名なクリエイター21人が、移民としての自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現。編集は、インド系移民の若手作家ニケシュ・シュクラ。2016年9月にクラウドファンディングで刊行され、英国でベストセラーとなる。J・K・ローリング&ゼイディー・スミス推薦。2016年度のReaders Choice受賞。
  • よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほんとに引き込まれてしまうものから、へえ、で終わるものまで。でも、どれも読まなかったら出会わなかった視点ばかり。今の私の類推からは向こう側なことも多いけれど。

    0
    2019年11月17日
  • よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語

    Posted by ブクログ

    総勢21人のBAME(Black,Asian,Minority Ethnic)の「移民」と「人種」をテーマとするエッセイをまとめたアンソロジー。

    0
    2019年10月25日
  • よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語

    Posted by ブクログ

    ページを捲るたびに小さな傷ができていくような感覚。
    瘡蓋になってもその上からまた傷が付く。
    それを彼らは日々の生活の中で感じているんだろうし、私も国外へ出ればそうなってしまうんだろうなと思った。

    編者前書きの「有色人には、やることなすことすべてに人種が関わってきます。なぜなら、普遍的な経験とは白人のものだからです。」にハッとした。
    そして、だからこの本は私の(そして全ての有色人種の)本なのだ思った。
    それぞれのエッセイの完成度が高いので付箋をぺたぺた貼りながら読んでいたら2週間もかかってしまった!
    きっと手放せそうにない。

    リトル・マーメイドのキャスティングに怒る人達が噴出する日本はこの本

    0
    2023年07月09日
  • 創元世界史ライブラリー フィッシュ・アンド・チップスの歴史 英国の食と移民

    Posted by ブクログ

    フィッシュ&チップスと産業革命の関わりが分かったりと歴史に深く関わっていてなかなか読みごたえがあった!!

    0
    2022年01月11日
  • 創元世界史ライブラリー フィッシュ・アンド・チップスの歴史 英国の食と移民

    Posted by ブクログ

    美味しいフィッシュ&チップスになかなか巡り会えない。かと言ってこのまま引き退るのも癪に触る。そんな中ギリシャ系の著者が歴史を紐解くと聞き、美味しい出会いにも期待してみることにした。(ここでも「食べる」より「読む」を優先…)

    起源–発展–イギリスらしさ–エスニシティ–フィッシュ&チップスの意味…と、これ一冊で充分じゃね?と思わしめるほどの専門書ぶり。

    揚げた魚とじゃがいもがいつ・どこから登場してくるのか。文献を辿る旅もなかなかに忍耐を要したけど、調理風景とか(美味しいかは別にして)ちょこっと味見したくなることもあったり。古くからそれらしい料理はあったらしく、ディケンズの時代に

    0
    2022年01月04日

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