ユーザーレビュー 毛沢東の対日戦犯裁判 中国共産党の思惑と1526名の日本人 大澤武司 山西省太原では残留日本兵が国民党側で共産党と戦った。 その時日本軍は帰国が促されていたため、軍をやめて自主的に残るという形をとったため、帰国後の恩給の資格がないとされた。 日本赤十字社が戦犯帰国には大きく寄与していた。もともとは日中友好協会と日本平和連絡委員会の民間三団体での交渉を中国側は望んでいた...続きを読むが、中国側に近い二団体は外された。 Posted by ブクログ 毛沢東の対日戦犯裁判 中国共産党の思惑と1526名の日本人 大澤武司 毛沢東が日本人戦犯をどのように扱ったかについて、詳細に書いてある。撫順組と太原組の戦犯である。朝日新聞の夕刊にもちょうどこの本が取り上げられている。 Posted by ブクログ 毛沢東の対日戦犯裁判 中国共産党の思惑と1526名の日本人 大澤武司 筆者は中国帰還者連絡会の理事であった国友氏の「中国政府の我々戦犯に対する政策には道理がある。人を人として扱わず残酷な手段で殺傷し、手柄を立てたと思って高笑いするような思想を捨て、侵略戦争の罪を認め、被害者に謝罪して、再び人殺しの銃剣をとらないことを誓うことこそ、人間の尊厳を知った者の正しい行為ではな...続きを読むいだろうか。」を引用している。日中友好を貫いた国友氏であったが、この思いは私としては納得できない。毛沢東は中国人民をどれだけ情け容赦なく殺したことか。毛沢東は人間の尊厳など思いもつかない極悪人であったと想う。 Posted by ブクログ 大澤武司のレビューをもっと見る