作品一覧

  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ニュースは今や、紙でもテレビでもなく、ネットで読む時代になった。一方、キュレーションメディアの盗用問題、アメリカ大統領選時に顕在化した偽ニュース問題で、ネットニュースの信頼性は大きく揺らいでもいる。こうした「ポスト真実」の時代にニュースを正しく読むためには、固有のリテラシーが必要だ。それぞれのメディアの特徴を理解し、使い分け、ネット情報を正確に読み解くためのノウハウを、日経新聞の記者を15年務めた著者が、その経験知を基に解説。もう偽ニュースにはだまされない!
  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    情報が双方向に流れる時代を迎え、気軽にSNSを利用している方々に、お勧めです。SNSやブログは伝言ゲーム的。まさにその通り。

    私自身は、職業柄、「裏を取る」なんてことは当たり前ですし、何重にも編集・校正チェックを経て世に出てくる情報とそうでない情報の違いは重々承知しているつもりです。

    けれども、プライベートでお付き合いのある知人・友人のSNSや「ネットで読んだ」などという話には、「おいおい、大丈夫か?」と思うことが山ほどあります。

    情報を利用する者たち全員で、情報リテラシーを向上させないと、いつまでもネット犯罪は減らないと思います。

    新聞記者としてのご経歴から、なかなか読者側には分から

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    2017年06月21日
  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

    Posted by ブクログ

    ‪新聞やテレビを超えて最大のニュース接触点になりつつあるインターネット。読者はそれにどう向き合えばいいのか?新聞記者の経験から丁寧に書かれていて非常に勉強になった。メディアリテラシーが生きる力に直結する時代が来ている。やはり最後は「自分の頭で考える」という基本が大切なのだと感じた。‬

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    2017年04月29日
  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

    Posted by ブクログ

    ・これはちゃんと「フェイクニュース」を「フェイクニュース」と呼んでいる系の本
     ・Pewの、米国人が接するニュースの4割以上はFacebook経由、という話題は引用して紹介していくか@授業

    ・3章はまあ、せやな、って感じの内容ではある
     ・そりゃこういう本を読む人には響くだろうが、まさに「紙」にしかなってないこの本を手に取らない大半の人には届かねえやな

    ・5章・・・元は胡散臭く行儀の悪いメディアであった新聞が行儀のいいメディアになっていったことと対比しつつ、ネットニュースも健全化していく方向に進むだろうとの見立て
     ・そうきれいに行くかねえ・・・すでに規制とか大いにあるはずのSPAMが現在

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    2017年07月10日
  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

    Posted by ブクログ

    もと新聞記者から見たニュースの見方である。卒論としては使えないが、メディアリテラシーの学校での実践のしりょうとしては使えるであろう。
     参考文献がほとんど書籍であり、研究論文の参考文献が掲載されていないので、卒論として使うときには困るであろう。
     しかし、事例が豊富であり、ジャーナリズム側からの見方を知るにはいい例である。

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    2021年12月04日
  • 「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

    Posted by ブクログ

    双方向のネット時代、ジャーナリズムにおいては受け手側にも責任とスキルが求められるようになった。様々なメディアを生態系ととらえ、各ビジネスモデルを意識して、複数の情報源にあたれ。

    ピンポイントでセンセーショナルにではなく、時間的・メディア的に幅広く評価し、過去から今・未来を語る。ニュースに求めるものが、真実や情報ではなく娯楽というケースもあるという指摘に納得。

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    2018年10月13日

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