作品一覧
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3.5
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレテレビ局の未来がどのように語られるのだろうと期待して読みました。
感想としては期待していた未来は出てこなかったという印象です。
前半の汎テレビ時代(パクステレビーナ)の回顧は日テレの現場で
実際に経験した当事者の立場から語られており非常に面白かったのですし
放送法にがんじがらめにされたテレビ媒体についてもよく理解できましたが
後半については少し物足りなかったです。
203Q年や204Q年という形で未来の見通しが具体的に語られていますが
10年ズレている印象です。
また、テレビ局の再編を政界や金融業界のそれになぞらえて
業界の在り方は変わっても大事なものは残る=テレビは終わらない
と結論付けら -
Posted by ブクログ
今年はテレビの存在感が大きく感じたお正月でした。元旦の能登半島地震、2日の羽田空港航空機衝突事故、ネットでニュースをしり、慌ててテレビをつけて確認をするという行為を無意識にしていました。昨日の東京湾震源の地震でも携帯が鳴り響きテレビをつけるというパターンでした。自分の端末にどういうニュースが配信され、そのニュースはどう報道されているのだろうか?そのふたつは繋がっています。この新書でもキーワードとして取り上げられる「放送と通信」のひとつの側面が災害報道にあると思われます。自分のスマホにどんなニュースが配信され、そのニュースはどう報道されているか?いってみれば公共性と個人性の問題であり、それは局(