作品一覧

  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

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    「マーケットは効率的だ,それを出し抜く隙はない」
    「賭博場では参加者は胴元に必ず負けるようになっている」

    定説に対して,本当か?と疑問を抱き,
    考える力という己の武器を駆使して相手に正面から(相手の土俵,つまり相手のルールに従った上で)相手を打ち破る.
    そして,この資本主義社会において間違いなく成功と言われる経済的自由を掴みとる.

    惚れ惚れする,ナシームニコラスタレブに並ぶ自分の中のヒーロー.

    リターンを追い求めるためにリスクはとるもの,その上で以下にそのリスクを最小化するか.筆者は卓越した思考力で数理ファイナンスを当時誰よりも先駆けたことで市場から途方もないお金を取っていった.
    ルール

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    2020年02月25日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

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    数理的な手法で,不確実性とリスクテイクに立ち向かい,勝利をつかんだ男の物語.

    持ち前の能力(”考える力”)と知的好奇心で,現実の難題に立ち向かい,資本主義ゲームの上がりにまで至った人,

    己の知力と試行錯誤,そしてリスクテイクを積み重ねて資本主義世界での勝利(お金を稼ぐ)を成し遂げたことには素直に憧れる.

    ・前例,慣例に抑圧されない⇨ブラックジャックには勝てない.

    ・法的であることと、倫理的であることはちがう。

    ・何かを為すには武器が不可欠。武器なくしての大成は物言わぬ死体が背後に積み上がったラッキーでしかない。ソープは数学力(というか知的好奇心ととことんエネルギーを注げる情熱,能力

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    2020年02月11日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

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     これが世にいうGIFTEDというものなのだろう。生まれた家庭はあまり裕福ではなかったようだが、高い知的な能力と、それを存分に必要とする膨大な知的な好奇心を指針として、エドワード・ソープは大成功を収めていく。

     ギャンブルにせよ、株式市場のデリバティブにせよ、過去の例を踏まえたうえで自身の頭で考えきり今まで人が到達しえなかったアプローチへと辿り着く。そのプロセスが行われるのは自分が他から抜きんでた能力を持ち、誰よりもうまくやれるという自信が根底にあるからだろう。

    誰しもがこれほどの能力と運に恵まれて生まれるわけではないが、自信と能力を指針として人生を切り拓いていく生き方にはぜひ近づきたい。

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    2019年09月03日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    カードカウンティングの手法を作り上げ、カジノで理論を実証したことでも有名なエドワード・ソープの自叙伝。
    複数のカジノから出入り禁止になって、ウォール街に活動場所を移したところまでが描かれている。

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    2023年04月22日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    題名に興味があって読み始めた。
    最初は子供時代の話が続いたので退屈だった。
    しかし数学の論文でブラックジャックでの勝てる研究成果を実践する辺り課から面白くなってきた。
    今はラスベガスは会社資本が支配して売るが当時はギャングが支配していたので、その辺りの妖しげな雰囲気が津割ってきて面白かった。
    その後ルーレットになるのだが、そのときの機械が世界初のウェアラブルコンピューターだとMITに書かれているらしい。
    その後、マーケットのファンドの話になったが、保険をかけて逆を買うことは、白戸では無理だなと思いながら読んでいた。
    ただ上巻でタイトルを実現しているので、下巻はどうなるんだと思った。

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    2019年10月06日

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