作品一覧

  • 復興から自立への「ものづくり」 ~福島のおかあさんが作ったくまのぬいぐるみはなぜパリで絶賛されたのか~
    4.0
    ※この作品は固定レイアウト版です。 レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 “ものづくり”でいかにして立ち上がったか。 東日本大震災後、東北各地でものづくりによる復興プロジェクトが数多く立ち上がりました。その後、目の前の課題を解決するための試行錯誤を経て、しだいに復興という目的を超え、地域ビジネスに成長したプロジェクトも登場しています。その成長のプロセスには、人口減少、少子高齢化、産業の衰退など、いま全国の地方が直面する課題解決へのヒントもちりばめられています。 そうしたプロジェクトを現在までに80件以上取材し、成り立ちから作り手たちの思い、完成した商品までを丁寧に紹介してきたウェブサイト「東北マニュファクチュール・ストーリー」に掲載されたものづくりの物語から、21話を厳選し、アップデートして一冊の本にまとめました。 なぜ“ものづくり”だったのか。たくさんのものを失った人たちが、手を動かし、ものをつくることにより、いかにして仕事や収入、生きがい、仲間、新しい居場所を見つけ、立ち上がっていったのか──震災から8年となるいまだからこそ、たくさんの人に知ってほしい物語です。
  • 復興から自立への「ものづくり」 ~福島のおかあさんが作ったくまのぬいぐるみはなぜパリで絶賛されたのか~

    Posted by ブクログ

    単純に金銭を援助するのではなく、職を作って被災者が自立して生活する仕組みを作るという支援の仕方。職ができるということは収入ができるだけではなく、作業に集中することが癒しになったり、社会とつながっているという実感が得られたりするという、精神的な効果が大きいことがわかりました。
    作品の写真がたくさん載せられていましたが、どれも可愛い!欲しい!となるものばかりでした。単なるチャリティとしてではなく、本当にいいものを作りたいという職人魂みたいなものを感じてすごいなって思いました。

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    2019年07月08日
  • 復興から自立への「ものづくり」 ~福島のおかあさんが作ったくまのぬいぐるみはなぜパリで絶賛されたのか~

    Posted by ブクログ

    震災直後の話ばかりを読むと、あらためて津波被害のすさまじさを実感する一方で、気持ちは滅入ってくるばかりなので、そろそろ復興の話を読みたいと思って読んでみた。結果、いろいろ学びがあり、かつ心温まったので正解だったなと思う。
    この本の最後のほうにも「なぜ震災後に多くのものづくりプロジェクトが始まったのか」が書かれているが、他の本もいろいろ読むと、やはり避難生活でやることがないという状況が人を駄目にするからだということなんだろう。本書の記載を借りれば「ものづくりのもつ作業療法的な側面」である。かつ、「物理的な理由」ということで大きな機械等が必要ない手作りモノに行き着いたということなんだろう。
    本書に

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    2019年05月30日

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