作品一覧
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4.6「データベースがよく落ちる」「前任者が残したテーブル,SQLが読み解けない」「RDBMSを入れ替えたら予期せぬバグが」――MySQLやPostgreSQLといったRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)を使った業務システム,Webサービスを設計・運用していると,こういった問題によく直面するのではないでしょうか。 本書はRDB(リレーショナルデータベース)の間違った使い方(=アンチパターン)を紹介しながら,アンチパターンを生まないためのノウハウを解説します。それぞれの章では,問題解決に必要なRDBやSQLの基礎知識も押さえるので,最近RDBMSを触り始めた新人の方にもお勧めです。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
# 現場のミスから学べる、実務的なRDBアンチパターン集
## 面白かったところ
* 歴代の偉大な先輩方が経験された失敗談とその対策がたんまり書いてあり、とても実用的
* 特に `Where狙いのキー、order by狙いのキー` の話は目から鱗だった
* この一冊を買うことによって、守られるプロダクトの平和があると強く感じた
## 感想
インフラ層のミスや失敗談はあるっちゃあるけどなかなか共有されない・知ることが難しいトピック。
可能な限りわかりやすく、時にはデータベースの仕様を織り交ぜながら傾向と対策を謳っている当書にはとても感銘を受けた。
技術的な経験値の有無に関わらず、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ実務でもよく見かける例えば「効果の薄いIndex」「多すぎるJoin」「とりあえず削除フラグ」などを例にアンチパターンとその解消方法が紹介されていてとても良かった。
読みながら自分のアプリケーションで場合を考えなら読み進められた。
以下、自分がいいと思った箇所のメモを記載。
### 2章 失われた事実
- 履歴が保存されていることは重要。トラブル対応時に欲しい情報が失われていないか、の観点で履歴の保存は行う
- 例えば、購入した時点の消費税率を、別テーブルで参照しているとき、消費税が変わると、過去にかった金額の消費税率がわからなくなり、返品を行った際に不整合が起きたりする。
- 例えば、