吉田謙一の作品一覧

「吉田謙一」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために
    愛媛大学1期生の大先輩であり、のちに東大法医学の教授になられた著者の書籍であり興味深く読ませていただいた。科学者としての良心や誇りをもって働いてこられた著者の、一方では前近代的な我が国の刑事司法に対して、その科学的根拠を持った事実認定に対して自説に合わないと切り捨てる姿勢を一挙両断される。そのために...続きを読む
  • 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために
    医療事故裁判のリアル

    気楽に読める一般向けの本で、アンダーライティングに役立つ最新知識をゲットしよう。そんなコンセプトのブックガイドです。第107回目のテーマはやや医師向けですが「医療過誤と刑事裁判」。
    警察主導の死因究明で起こる犯罪の見逃しと冤罪ですが、われわれ医師にとって他人事でないのは医療関...続きを読む
  • 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために
    異常死の死因の解明に関して長年にわたり第一線で奮闘されてきた著者が、独白したセリフがp186にある.曰く、専門的知識の乏しい取調官が、専門家に意見を聴取する際、予断に基づいて専門家に呈示する資料や前提条件を絞り、自らの見立てに沿った問いを発し、聴取内容を作文することが常態化していると感じる.恐ろしい...続きを読む
  • 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために
    冤罪の事件を取り上げ、法律家の法的判断至上主義と科学軽視を批判し、刑事司法システムの改善の必要性を唱える。そのために多数のケースを短く紹介されているのだが、医学知識の乏しい読み手にとっては若干辟易。著者の想定した読み手は医学生等なのかもしれない。事例検討会など地道な取り組みをされているが、刑事司法シ...続きを読む
  • 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために
    法医学の第一人者である著者が、豊富な自験例などを紹介しつつ、日本の死因究明制度や刑事司法の問題点を指摘。
    法的判断等における法医学による死因究明の重要性を理解した。また、様々な突然死の症例の解説は、タナトフォビアの自分にとって有益だった。

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