ユーザーレビュー 闇夜の底で踊れ 増島拓哉 舞台は大阪ということで位置関係がさっぱり分からなかった(笑) 主人公・伊達の人を食った様な人柄がこの物語を引っ張っていたと思う。やくざの世界は知らないが、「親(分)になる」「組長になる」とはとても重い事で殺人にまで発展するんだなというのが、温度感のない恐怖。そして、犯人が捕まらないというのも現代の...続きを読む恐怖。 Posted by ブクログ 闇夜の底で踊れ 増島拓哉 おそらく本の雑誌による推薦。まったく知らなかったけど、これが19歳のデビュー作とはとても思えないストーリー運びとキャラクター造形&セリフだな。思わず吹き出してしまう場面が何度かあった。 池上冬樹氏の解説にもあるが黒川博行作品の魅力的な関西ヤクザものキャラクターを思い出すが、決して模倣ではない。 Posted by ブクログ トラッシュ 増島拓哉 集団自殺に失敗した若者達の行き過ぎた夢と希望から転落、仲間割れ。 中盤以降の破滅ストーリーが地味だったかな? Posted by ブクログ トラッシュ 増島拓哉 自殺に失敗した6人が、「もう怖いものはない」と彼らのやりたいことをやっていく。 「死にたい」とすら思ったことがない僕としては、誰の死にたい理由にも共感できず、彼らの生や死を美化する論理にも辟易としたが、どこか和がずれ始めたあたりからはページが止まらなかった。 クエンティンタランティーノ監督で映像化...続きを読むしたら面白そう。 (たぶんこの作家は映画好き) Posted by ブクログ 闇夜の底で踊れ 増島拓哉 半グレみたいな伊達が、いぜんの兄貴分だった山本にいいようにつかわれるといった筋。読み進めて2/3を過ぎて、どう終わっていくんだろう、ひょっとして続巻があるのかな、と思っていたら、入れ込んでいたソープ嬢の詩織が山本の女であることがわかり、妙見山であっさり殺してびっくりした。なに、この急展開は、というと...続きを読むころが印象に残った。 Posted by ブクログ 増島拓哉のレビューをもっと見る