作品一覧 2019/02/01更新 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> ルートポートの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか ルートポート 「会計」をメインテーマに歴史のエピソードが満載 「自財産を認識するという分の資産管理」は文字よりも早くスタートした 今のバランスシート、損益計算はずっと遅れた 近世のベンチャービジネス「遠洋航海事業」は帰港時の財産評価がすべて 簿記と活版印刷がビジネスをネットワーク化した 現代では、ブロックチェー...続きを読むンとインターネットに比肩する イギリスの産業革命は高賃金と燃料費の安さ 人件費の低さはイノベーションを阻害する 非正規雇用制度の失敗 「教育の重視」「人材の育成」が社会発展の基本 オスマン帝国はエリートによる知識の独占を保護 国家の衰退へ 江戸幕府も同じ AIを抑制したい誘惑は必ず権力者に生じる Posted by ブクログ 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか ルートポート お金の計算に関する何やら小難しい学問、くらいの認識しかなかった簿記というものが古代〜現代に至るまで人類にとって如何に身近で重要なものだったのかを知れた。これは自分の中で一つの革命にすら感じた。最終章から終わりにの部分ではこれからの考え方に更なる確信が得られた。そして最後にこの本の参考文献の数に圧倒。...続きを読む。この本に出会えた事に心から感謝… Posted by ブクログ 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか ルートポート 「それ注釈じゃなく本文に書いた方がよくない!?」とたびたびツッコミながら読んでいましたが、「おわりに」がとても良かったので掌を返しました。 「これは入り口のひとつなので、違う視点の本も読んでみてね!」的なことが結びとして書いてあるのとても良いです。 意見が合う。 語り手の主観が入る、という話、一...続きを読む般会話でもそうよね。 以下引用。 p.341「私たちの脳は(おそらく)複雑なものを複雑なまま理解できません。だから歴史上の出来事のうち目につくものを拾い上げて、単純な因果関係を当てはめて理解しようとしてしまいます。 膨大な史料のなかで、どれを採用するのか。数百年前の日記や手紙の言葉を、どのように解釈して紹介するのかーー。 歴史の本を書くという作業は、そういう取捨選択の連続です。歴史を物語るという行為には、必ず、語り手の意図が紛れ込みます。」 p.342「だからこそ読者のあなたには、色々な本を手にとっていただきたい。(中略) そうすれば、私が何を書いていない(いない、に傍点)のかが判るでしょう。歴史を多面的に理解し、あなた独自の解釈を深めることができるはずです。 逆に、似たような思想の著者の本ばかり読むのは危険です。(中略) 本当の歴史はそんなに単純なものではありません。(中略) 同じ出来事でも、立場が違えばストーリーも変わります。 だからこそ、色々な切り口を知ることが大切なのです。」 Posted by ブクログ 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか ルートポート 会計の歴史 会計の歴史を体系的に学べます。 会計・簿記がどのように必要とされてきたかを知ることができるので学習において モチベーションになります。ただ、逆説的に考えると、会計は粉飾などの不正会計や 不適切会計などの温床ということになります。 簿記は数的に会社を見る方法、会計学は不正によって起きた規則の集...続きを読む合ということなのかも しれません。 shun916 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか ルートポート おもしろかったです。鉄道事業が公認会計士の必要性を導いたんですね。しかしよく調べたものです。驚きです。 Posted by ブクログ ルートポートのレビューをもっと見る