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  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語
    4.4
    創部から71年を数える横浜高校野球部は、甲子園で通算51勝、春3度、夏2度の優勝を果たした。輩出したプロ野球選手は61人! この名門校の強さを培ってきたものは、名将と呼ばれた前監督の渡辺元智氏が自ら「食」にあると言う。グランドで活躍する選手もいれば縁の下の部員もいる。本書は血の滲む練習に明け暮れる球児たちを「厨房」から支え続けた、その寮母と素顔の球児たちとの食堂物語。部活に励む中高生とその両親必見の書だ!
  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語

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    甲子園の季節に読みたい。横浜高校野球部、監督の娘さんの寮母さんの体験を追った感動作。

    筆者は渡辺元美さん。高校野球マニアなら横浜高校と渡辺元でピンとくるだろう。あの渡辺元智氏の娘さんが筆者である。

    一部の選手だけ監督の家で預かるスタイルの頃、筆者の物心ついた頃から野球部のお兄ちゃんが家に同居している環境。時に娘さんにもケツバットの体罰もあったという体育会系の家族。いつしか預かる選手が増えて、背番号を与えられる20人のメンバーだけが入れる寮の寮母となる。

    寮母さんの壮絶な毎日。
    毎食100枚の食器を洗い、一日40合の米を研ぐ日々というから驚き。
    育ち盛りで運動量が多い選手の食事は大変である

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    2022年07月31日
  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語

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    全国屈指の高校野球の強豪・横浜高校。

    50年にわたって指導者として活躍された渡辺元智さん。

    同校野球部にまだ合宿所がない頃、新婚間もない紀子さんとともに部員を自宅に住まわせて、選手をはぐくんできた。

    著者の元美さんは、二人の次女。

    物心ついたときには、野球部員と暮らす日々が当たり前になっていた。

    大学を卒業し、就職、結婚、出産を経た著者は、「ただ、忙しいだけの母の負担を少しでも減らすことができれば」と寮母の手伝いを始める。そしていつの間にか、母の後を継ぎ、フルタイムの寮母になっていた。

    毎食100枚の食器を洗い、一日40合の米を研ぐ日々。

    食事作りに追われるだけの日々から一念発起

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    2019年02月03日
  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語

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    2018.8.1
    試合に勝った時や負けた時の選手たちのコメントでサポートしてくれた人皆のおかげとか、感謝したいとか言うけど、こういう寮生活してると余計にそのようなありがたみわ感じられますね。
    今年県大会でイマイチ調子が出なかった長南くんが甲子園で活躍してくれるといいな。

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    2018年08月01日
  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語

    Posted by ブクログ

    野球の強豪校の寮の食事、元監督の娘さんでいらっしゃる寮母さんの愛情あふれる温かいものでした
    コミュニケーションて大事!!

    横浜高校野球部の寮は全員ではなく選ばれた選手しか入寮できないそうなので、入寮できない多くの部員を思うと元球児の母としては切なくなってしまうのでした

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    2024年02月21日
  • 甲子園、連れていきます! 横浜高校野球部 食堂物語

    Posted by ブクログ

    本文中の、「人生の勝利者たれ」に感銘を受けた。今日という日に実現できなくとも、明日には勝利を掴むことができるかもしれない。明日がだめでも明後日には…という考え方でこれから過ごそうと思った。そして、甲子園出場の背景にあるさまざまな温かいエピソードによってなのかはよくわからないが、読後うるうるしてしまった。

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    2022年03月27日

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