作品一覧

  • 《ドラキュラ紀元》われはドラキュラ――ジョニー・アルカード〈上〉
    -
    1~2巻2,200~2,376円 (税込)
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語! 《ドラキュラ紀元》シリーズ完全版第4弾、 本邦初訳の中短編集が上下巻で登場! 時は70年代、 コッポラがマーロン・ブランドを迎えて、 ブラム・ストーカーの“歴史改変”小説 『吸血鬼ドラキュラ』を映画化しようとしていた―― ドラキュラにより転化した少年、ジョニーが コッポラやウォーホルらと繰り広げる、めくるめく物語! ====== 貢ぎ物として送り出され、 ドラキュラにより転化された少年、イオン。 コッポラの映画『ドラキュラ』のルーマニア撮影現場において 彼はケイトに、ジョンと名を変えてアメリカ人となる野心を語る。 「アメリカは若い国で、生命にあふれてるじゃないか。血だって新しいし。 あそこに行けば、なんだって自分の選んだものになれるんだ。 ヴァンパイアが生きていける国ってアメリカだけだろ」 ドラキュラが実在し支配力をふるった世界において “歴史改変”映画『ドラキュラ』制作の行方は? そしてその渦中でジョニーは何を企むのか――? 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • 《ドラキュラ紀元一九五九》ドラキュラのチャチャチャ
    -
    1巻3,168円 (税込)
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、第3弾! ドラキュラの結婚式がおこなわれるローマに飛んだジャーナリスト、ケイトが遭遇したのは、長生者(エルダー)ばかりを狙う謎の“深紅の処刑人”! ~~~~~~~ 1959年、ローマ。 ドラキュラは、モルダヴィア公女アーサ・ヴァイダと結婚しようとしていた。 ジャーナリストのケイトは、死期を待つボウルガードと、彼を世話する美少女ヴァンパイア、ジュヌヴィエーヴを訪ねてローマに飛ぶ。 そこには英国のスパイ、ボンド中佐も。 その華やかな映画の都ローマに、ヴァンパイアの長生者(エルダー)を狙う謎の“深紅の処刑人”が出現し、町を恐怖に陥れる。 その目的とは、果たして――? 本邦初訳の中編「アクエリアス──ドラキュラ紀元一九六八」、「著者による付記」も収録。 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • 《ドラキュラ紀元一九一八》鮮血の撃墜王
    -
    1巻3,256円 (税込)
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、第2弾! ドイツ軍最高司令官ドラキュラの指揮の下、血の色の翼が戦場の夜空を切り裂く! 秘録・欧州ヴァンパイア大戦。 ~~~~~~~ イギリスを逃れ、ドイツ軍最高司令官となったドラキュラ。 その策謀を暴くため若き英諜報部員は空から敵地に迫る。 迎え討つはレッド・バロンこと、 撃墜王フォン・リヒトホーフェン男爵! 一方、エドガー・ポオも撃墜王の拠点、マランボワ城を訪れる。 祖国アメリカを捨てた彼は、なぜ独軍要人に呼び出されたのか。 そして、空の戦士たちが集う城で起きていることは――? 本編に初訳となる章「間奏曲」を追加し、以下の作品・資料を収録した完全版!(※印は本邦初訳)  「ヴァンパイア・ロマンス~ドラキュラ紀元一九二三」(書下ろし中編小説)※  「レッド・スカイ」(映画アウトライン)※  「著者による付記」※  訳者による詳細な「登場人物事典」(改訂版) 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • ドラキュラ紀元一八八八
    -
    1巻3,168円 (税込)
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、開幕! 吸血鬼ドラキュラ、大英帝国に君臨す! ヴィクトリア女王と結婚し、大英帝国を手中に収めたドラキュラ。 だが、人間とヴァンパイアが共存する社会は、わずか3年ののち、 ヴァンパイアの女だけを狙う切り裂き魔〈銀ナイフ〉の凶行に揺らぎだした。 政府の秘密機関〈闇内閣〉の命を受けた諜報員ボウルガードは、 500歳の美少女ジュヌヴィエーヴとともに切り裂き魔を追う―― 本編に加え、世界観を追補する短編「死者ははやく駆ける」や「もうひとつの結末」等、初訳資料も完全収録した完全版! 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • モリアーティ秘録 上
    3.5
    1~2巻1,222円 (税込)
    20世紀前半にロンドンの大銀行の貸し金庫に預けられた謎の回想録。その執筆者はセバスチャン・モラン大佐――ジョワキ戦役の英雄で賭博狂の大物ハンター、そして犯罪王モリアーティの右腕として活躍した傑物であった。犯罪商会(ザ・フアーム)の首魁として様々な犯罪のコンサルティングをこなすジェイムズ・モリアーティが相対してきた個性豊かな犯罪者たちと怪事件。世紀の悪党たちの知られざる活躍を、大胆な発想と魅力的なキャラクターをもって描いた、〈ドラキュラ紀元〉クロニクルで熱狂的支持を受ける博覧強記の著者による破格のホームズ・パスティーシュ。
  • モリアーティ秘録 下

    Posted by ブクログ

    上下巻を読んでの感想です。
    モリアーティ教授(シャーロック・ホームズのライバル)の片腕「バッシャー」モラン大佐を主人公にした、いわゆるホームズのパスティーシュ本なんだけど、ホームズと同じ時代を舞台にしている他の作品からも色々とネタを持ってきているから、そのあたりの小説も読んだことがある人なら、思わずニヤリとしてしまう場面がたくさんあるんじゃないかな(ちなみに自分は第2章と第3章でニヤリとしてしまった)。
    ただ、序章と第1章の前半はすごく退屈。
    あまりにも退屈なので、途中で本をブン投げてしまおうかと思ったことも……
    でも、我慢して読み続けていたら急に面白くなってきたから、もし最初だけ読んでもう読

    0
    2019年05月11日
  • モリアーティ秘録 上

    Posted by ブクログ

    ホームズの宿敵モリアーティ教授の活躍を描いたモラン大佐の手記、という形のホームズパスティーシュ。
    犯罪者に計画や助言を与える教授のもとにはさまざまな事件が持ち込まれるが、依頼人も悪党なので一筋縄ではいかず、モランも翻弄されることになる。
    上巻には4つの事件が描かれており、どれも元祖ホームズを知っているほどにニヤリとすること間違いなし。
    ホームズに出てくるモリアーティは冷酷無比な悪の権化というイメージだったが、この作品ではけっこうお茶目で笑える。気に入らないやつを破滅させるために、他にもっと簡単で安価な手段がいくらでもあるだろうにものすごく手の込んだ茶番を仕掛けて、自分も小芝居に参加するとか。

    0
    2019年02月27日
  • モリアーティ秘録 下

    Posted by ブクログ

    上巻に続きモリアーティとモランの冒険が描かれるが、下巻からは他作家の小説の登場人物(ヒーローというか悪党というか)も盛りだくさんに登場して、そちらの元ネタを知らないのでかなり辛かった。呪いの宝玉のために他の曰くつきの品物を集めるとか、モリアーティの兄弟登場とか、話は面白いのだが私の頭では情報を整理しきれず。訳者の苦労が忍ばれる。
    しかし読み終わる頃にはモリアーティも陽気な悪党のモランも好きになってしまった。訳者あとがきによればテレビドラマ化の予定があるそうで、この悪党のごった煮みたいなストーリーは映像になると楽しそうなので期待したい。

    0
    2019年04月19日
  • モリアーティ秘録 上

    Posted by ブクログ

    モリアーティとモラン大佐の活躍ときいて、絶対面白いじゃん!とすぐ買ったものの文章がまったく馴染まず四分の三くらいは読めたけど挫折してしまった…。
    訳者の北原さんの別の小説は面白く読めたので、たぶんこれは原文がそもそも読みづらい感じの文章なのかなぁと。
    でもそのへんは個人差というか読みづらいとは感じない人もいると思うのでなんともいえないけど…。
    あと、私はモリアーティよりやっぱりホームズが好きなので…出てくる人たちがみんなアウトローな感じ(まぁ犯罪者だし)なのでそういうのや、モリアーティが好きな人にはもっと楽しめるかなと思う。

    0
    2019年04月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!