馬場紀寿の作品一覧

「馬場紀寿」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる
    【ブッダって比喩の天才】

    初期仏教の考え方が、とても簡潔に新書でまとまっています。

    まず、インド人ブッダの考えは、情緒的な日本人から見ると、物凄い構成力を感じました。西洋から見ると同じ東洋でも、全然違います。

    また、当時の他の宗教の、「アートマン」やら「業物質」などその存在が分からない仮定を取...続きを読む
  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる
    仏教が出来た古代インドの背景から始まって、ブッダの教えを記録した仏典などを参照しながら、初期仏教のエッセンスをまとめている.聞きなれない言葉が頻出して読み直しながら把握してきたが、要点はp208に出てきた.曰く、四聖諦(ししょうたい)とは、「四つの、高貴な者たちにとっての真実」である.「五つの執着要...続きを読む
  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる
    大乗仏教が成立する以前の仏教と大乗仏教独自の言説を見分けることは、素人には難しい。本書は仏教の教えが書写されるようになったことを契機に大乗的な思想が形成されていったことを指摘しつつ、それ以前の仏教のあり方を、バラモン教やジャイナ教などとも比較しつつ描き出していく。解脱とは何かについて、仏典に即して丁...続きを読む
  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる
    紀元前500年ぐらいに現れたゴータマ・ブッダが悟り、そして教えを説いた。それが後年仏教と呼ばれたものの初めである。大乗仏教とも違う最初期の仏教を「初期仏教」と呼ぶ。原始仏教という呼び名もあるが、著者は初期仏教を採っている。仏教を歴史的文脈で読み解くことを目指し、資料と歴史に基づいた解釈を行っていると...続きを読む
  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる
    ルソーみたいな「起源経」の話はおもしろいな。



    うしろの方で、お釈迦さんの基本的な教えについてもいろいろ誤解していたことに気づく。

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