作品一覧

  • 空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ
    4.0
    「勝利至上主義は、もう辞めよう」 野球をする子供たちの数は、少子化よりも激しい勢いで減っている。それはなぜか? 甲子園で勝つことを究極の目標にした勝利至上主義が、子供たちへの間違った指導法を招き、たくさんの有望選手が将来の道を絶たれているのだ。その現状を変えるため、横浜DeNAベイスターズのキャプテンであり、WBC代表にも選出された「日本の4番」が、勇気を持って発言した。自らの体験に基づく提言の書。 「僕がこの本を書こうと思ったのは、子供たちに野球の楽しさそのものを取り戻してもらいたかったからです。野球をやる子供たちがどんどん減っているのに、抜本的な問題がほとんど話し合われていないように感じたからです。」(エピローグより) 【目次】 プロローグ ドミニカに僕の野球の原点があった 第1章 バリー・ボンズになりたかった 第2章 兄が導いてくれた道 第3章 バッティングに悩み続けた頃 第4章 「勝利至上主義」が子供たちの未来を奪う 第5章 堺ビッグボーイズの試み エピローグ 「空に向かってかっ飛ばせ!」
  • 空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    闘いに挑む凛々しき戦士の眼光。

    子供たちと野球を楽しむ青年の心からの笑顔。


    表紙の筆者の対照的な表情は、同じ人物とは思えない落差がある。

    だが、この2枚の写真こそがこの本のテーマだ。


    横浜DeNAベイスターズのキャプテンにして、侍ジャパンの主砲。

    著者は日本中の野球少年たちの憧れの存在。

    その彼が、愛する野球のために、未来のアスリートたちのために、あえて語り尽くした。


    少子高齢化以上の勢いで減少している野球少年人口。

    その原因のひとつに、「勝利至上主義」があると警鐘を鳴らす。


    経験を押しつけるだけの一方的な指導。

    叱責や怒号が飛び交うグラウンド。

    選手の健康や可能

    0
    2018年12月12日
  • 空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ

    Posted by ブクログ

    今のプロ野球界で大活躍をしている選手だが、今のスポーツ界というか日本に蔓延している考え方に問題提起をしている内容だった。
    特攻隊みたいな押し付けをする教育や指導者は結局才能のある子供たちの未来を奪っていく。
    選手ファーストであるべきだし、創造性や自分の意思を貫く強さがスポーツに限らず今後の社会で生き抜く為には必要であると感じた。

    0
    2019年08月11日
  • 空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ

    Posted by ブクログ

    現役の日本を代表するスラッガーからの野球界改革の提言。かっこいい。
    子供時代は、公文をやり、ピアノまで習っていた異色の人。
    ドミニカの野球で、「野球は楽しいもの」ということに開眼した。
    天才肌ではなく、努力の人。この人の選手としてだけではなく、人間としての今後に要注目である。

    0
    2019年04月21日

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