作品一覧 2020/10/16更新 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える 試し読み フォロー 子どもを守る仕事 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 池上和子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える 佐藤優 / 池上和子 本の中に紹介されていた、福祉を低所得層だけでなく、中・高所得層にも配分する視点は面白い。確かに税金を取られるだけならば誰だって反発するからだ。誰もが利益享受者に巻き込めば、福祉の話も前に進みそうな気はする。 Posted by ブクログ 子どもを守る仕事 佐藤優 / 遠藤久江 / 池上和子 「子どもを守る仕事」をテーマに、日本の戦後の復興期から今日まで長年、社会福祉の道を歩んできた遠藤久江氏のオーラルヒストリーを佐藤優氏と池上和子氏による対話的聞き取りを基軸にしつつそこから投げかけられた現実と課題を検討。 キリスト教の考え方が前面に出てくる箇所がちょこちょこあって、馴染みのない者にと...続きを読むっては違和感を感じた。 Posted by ブクログ 子どもを守る仕事 佐藤優 / 遠藤久江 / 池上和子 「子どもを守る仕事」にはどんなものがあるのか、児童福祉制度の歴史とこれからや、子どもを守る仕事をする人に求められてることが書かれています。 メモ: ・子どもを守る仕事をする人に求められてるもの: ▶子どもをありのまま受け入れて、子どもの代弁者になること ▶時代のニーズを感じ取る感性を養うこと ・...続きを読む自分のエゴイズムを大切にする ・時には冷たさも必要 Posted by ブクログ 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える 佐藤優 / 池上和子 ●対談形式で読みやすい。 ●日本の福祉、特に児相関係がよくわかる。根深い問題だ。もっと親権を制限して強制介入するべきだが、そこらへんは予算や人員、そもそもの権利意識の整理が追いついていないから難しい。 ●給付などについて、選択制か一律制かは議論になるが、実務上は一律にした方が結果的に楽ではないか。あ...続きを読むとはいかに誰かが一方的に得はしていないなどの国民感情への配慮を行うか。ポピュリストな政治家には無理だろうなあ… ●今の時代は混迷だと言うが、まあバブルの時よりは悲壮感はあるかもしれないが、あまりに階層化しすぎているから、国民一体的な考えはあまりないのではないかな。 ●とにかく児相ネタは悲壮感しかなく、読むに堪えない…悲しいね Posted by ブクログ 子どもを守る仕事 佐藤優 / 遠藤久江 / 池上和子 著者の佐藤優さんって、あのロシア通で元外交官作家のあの人と同姓同名なのかなと思ったら本人だった。佐藤さんは子どもの社会的養護のような分野にも関心があるようで、心理師の池上さんと二人して、その世界で長らく活動してきた遠藤初江さんのオーラルヒストリーを引き出すという趣向。 3人が同じ方向を向いている鼎談...続きを読むは、そうですね、そうですねとスムーズに話が進みいまいち面白さには欠ける。ネームバリュー的には佐藤さんが突出していて、だから筆頭著者でもあるんだろうけど、やっぱり現場で経験を積んできた二人に及ぶものではないはず。それなのにいろいろ解説してくれたり持論をぶってくれるのはちょっと煩わしい。 佐藤さんも遠藤さんもクリスチャンということもあるんだけど、「自力でできると思わないほうがいいですね。祈ることが重要なんです。」(遠藤、p.213)みたいな話で一致してるあたりはどうなんだろうと思った。確かに社会的養護の世界ってクリスチャンの人たち頼みのところがあるだろう。クリスチャンの人たちにとっては「祈り」ながらかかわっていくことが重要かもしれない。でも「クリスチャンの社会的養護」じゃなくて、社会的養護そのものがテーマなのだから祈りという概念はひとまずおいといたほうがよかったのではないだろうか。 Posted by ブクログ 池上和子のレビューをもっと見る