作品一覧
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3.9ここ最近の高嶋政宏がちょっと変だ。バラエティ番組でSM好きを公言し、妻(シルビア・グラブ)への異常なまでの愛情を披露、さらには変態的なグルメリポートに……とにわかに話題をよんでいる。そしてこの、ぎりぎりアウトな髭面である。「いったいカレに何が!?」 「人ってこんなに変わるもの!?」 本書では本人があるきっかけを経て、いわく『変態』へと生まれ変わっていく様子を描き、その先に見えてきたという“生きやすい人生”についてをまとめました。穏やかでマジメに「SM」「スピリチャル」「フェチ」「グルメ」「嫁コンプレックス」などについて綴る、50代おっさんの変態エッセイです。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ俳優高島政宏が自身のSM趣味、フェチ、グルメ、健康法等々を縦横無尽に語りまくった本。
現役の有名俳優がここまで自身の趣味を晒してよいのかと、他人事ながら心配になるほど内容がディープ。
特にフェティシズムについて語っている章がヒドイ。
ぜひ、吉田豪の感想を聞いてみたいところ。
また、妻でミュージカル女優のシルビア・グラブは本書についてどう思っているのかも聞いてみたい。
あと、ちょっと驚きだったのが、高島(兄)といえばプログレ好きでも有名だが(以前キングクリムゾンのコンサート会場で見かけたことあり)、そのきっかけを作ったのが、なんと東京ロッカーズにも出演していた、日本の初期のパンクバンド「ボル -
Posted by ブクログ
俳優によるエッセイ。舞台「エリザベート」に出ていた時に、お客さんの誰一人自分のことを観ていない、主役しか観ていないことに気づいたとか。片岡愛之助に、「今井翼はフラメンコが得意なので、歌舞伎とフラメンコのコラボをやりました。高島さんの得意技は何ですか?」と訊かれ、何も得意技がないと気づいた。そんな高島兄が気づいたのは、自分がSMが大好きだということ。そして始まるSMに対する愛・・・
こんな事書いて大丈夫か?と思うようなことばかり書いてあるけれど、ハゲしく面白かった。
小6から高2にかけて110キロも体重があったけれど、サウナスーツで激やせしたそうだ。同じ学校に石黒賢がいて、彼に「高島はガンだ -
Posted by ブクログ
俳優として、真面目なイメージの髙嶋政宏がSMが好きなことを書いた本。
ということで、すごい露悪的なドロドロした本なのかなと思いながら読んだけど、いい意味で期待を裏切られて、カラっと明るい本でした。
SMバー、プログレ、駅弁、奥さんのシルビアさんと、自分が好きなものを熱く語る姿はまさに少年のよう。
中学男子がそのまま大きくなったようなかわいい印象。
ある程度キャリアがある俳優だし、芸能一家のサラブレットとしては、そんなガキっぽいところを見せられないと思うけど。
会社だってだんだんおじさんになってくると色々気取りだす。
周りも色々気を遣うし。
そんな立場のはずの髙嶋政宏が、自分を完全オープ