プロフィール
- 作者名:榎宮祐他(カミヤユウホカ)
- 出身地:日本
- 職業:作家
本名「チアゴ・フルカワ・ルーカス」。イラストを担当した『いつか天魔の黒ウサギ』(鏡貴也)がTVアニメ化された。文・イラスト共に手がけた『ノーゲーム・ノーライフ』もTVアニメ化された。その他作品に『エアリセ』、『グリードパケット∞』などがある。『僕は友達が少ない ゆにばーす 2』ではイラストを手がける。日系ブラジル人。7歳より日本在住。
作品一覧
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4.21~14巻638円 (税込)学校で浮いている羽瀬川小鷹は、いつも不機嫌そうな少女・三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「……」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて――。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか? アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生!
ユーザーレビュー
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4.3 (25)
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4.4 (29)
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4.2 (38)
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3.9 (37)
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4.3 (25)
Posted by ブクログ
まるまる一冊をエピローグとして使った11巻、完結巻である。クリスマスの日に暴れた小鷹や隣人部のその後が描かれている。
ここではいつものようにショートスタイルで物語が展開しているが、砂時計の砂が落ちていくかのように時間が過ぎていくのは、小タイトルに括弧付された数字(これは卒業までの日数だろう)で暗示されている。
ギャグテイストではなく、ただ残る日々を過ごそうとする彼らの青春は、すでにして残念なものではないとも言える。それでも最後の最後で残念な姿を晒すのは彼ららしいところであるが、エピローグとしてきちんと締めている印象である。
恋愛模様もすべて清算しきってのエンドは、綺麗な店仕舞いだろう。