船山馨の作品一覧

「船山馨」の「お登勢」「炎の氷河」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 炎の氷河
    -
    1巻660円 (税込)
    高校の仲良し3人の女性がたどる、それぞれの波乱の人生と恋と、そして株をめぐる復讐の物語。なにか重苦しい情念に突き動かされる!
  • 見知らぬ橋(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    かつて信州の山中で会い、忘れ得ぬ人だった並河と流氷の網走での再会……。全生涯をかけて激しく燃えた京都の夜。妻子ある男との愛に生きる能面師・魚住名緒子が求めた永遠の慕情とは……。サンフランシスコ、アラスカへひろがる愛の行方に待ち受けているのものは……。恋人たちが最後にたどり着くメンデンホール氷河は愛の聖地なのだろうか。壮大なスケールで描く自然描写を織りこんだ本格長編ロマン。〈上下 全二巻〉
  • お登勢
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    淡路島の貧農の娘・お登勢は、徳島藩の家臣・加納家に奉公に出た。そこで陪臣・本田貢に惹かれるが、加納家嫡男に恋慕される。分藩運動に起因する稲田騒動や北海道・静内への移住を背景に、幕末から明治にかけての波乱の時代、愛を貫き、修羅場をくぐり、大地に生きる"永遠の女性像"を描いた、長編歴史ロマンの傑作。沢口靖子主演で、NHK連続ドラマ化された感動作。
  • お登勢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2001年、NHKで連続ドラマ化。
    淡路島、黒岩出身のお登勢が洲本へ奉公に出て、北海道日高で牧場に手を染めるまでの歴史ロマン。

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    2016年07月03日
  • お登勢

    Posted by ブクログ

    幕末から明治を舞台に淡路島出身の女性を主人公とした歴史小説である。稲田騒動(庚午事変)に巻き込まれた女性・登勢が主人公である。幕末のお登勢と言えば伏見の寺田屋の女将が知られているが、それとは別人である。淡路島の洲本市では、お登勢を観光に活用している。
    淡路島は兵庫県に含まれるが、江戸時代は徳島の蜂須賀家の領地であった。淡路島は洲本城代で家老の稲田氏を中心にして治めていた。この稲田氏の家臣は徳島藩から見れば陪臣であり、徳島藩士から足袋の色に至るまで厳しく差別されていた。それが稲田家臣団の独立心を強め、尊皇思想に目覚めさせることになる。これは土佐藩の郷士差別にも通じるものがある。封建支配の不合理を

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    2021年07月25日

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